ギャン泣きがヒドくて放置し自己嫌悪と罪悪感、、大丈夫!ギャン泣きは赤ちゃんからママへの自由時間のプレゼント。

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イヤイヤ期に片足を突っ込み始める、0歳8ヶ月ぐらいから、子どもがギャーギャー泣きわめき、ヒドイと1時間ぐらい泣き続ける、、

抱っこしてもあやしても何してもダメ、、こんな日々が毎日毎日、イライラMAX、、こんな日常送っている人多いんじゃないでしょうか?

でも、安心してください。ギャン泣きは赤ちゃんがくれたお母さんへの自由時間のプレゼントなんです。

赤ちゃんがギャン泣きするメカニズムを知って、ギャン泣きにうまく対処していきましょう

ギャン泣きってどういう状態?

0歳8ヶ月ぐらいから始まる赤ちゃんの大泣きです。

おしめを変えて、ごはんを食べさせ、室温もばっちり、なのにぜんぜん泣き止まない、、

抱っこをしたり、部屋を変えても一向に泣き止んでくれない。

ヒドイときには1時間以上泣き続ける。その間ずっと抱っこしてなければいけない、、

この状態が毎日続く(赤ちゃんによっては毎日ではない場合もある)のが、ギャン泣きの状態です。


長い子ではその状態が3歳になるぐらいまで続くこともあります

ギャン泣きは赤ちゃんが成長し体力がつけばつくほど、よりエネルギッシュで長時間持続するようになります。


ギャン泣きのメカニズム

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そんな、ギャン泣きですが、もちろんそこまで大声を張り上げて泣き続けるのには、ちゃんと理由があります

人間には交感神経と副交感神経があります。

っん、何やら難しい言葉がでてきたな、、と構えなくても大丈夫です。めちゃくちゃ簡単です。

子供も大人もそうですが、お昼は活発に動き周り、夜はリラックスモードに入り睡眠に入りますよね。

このお昼の活発な状態が交感神経が働いている状態。夜のリラックスモードが副交感神経が働いている状態です。

なんだか眠たいんだけど、かといって寝れるほど眠くないなー。という時もあるように交感神経と副交感神経はどっちか一方ではなく、グラデーションになっています。


ある程度大きくなれば、この交感神経と副交換神経の切り替えを意図的にコントロールできるようになります。


仕事中に副交換神経が優位になって眠ってしまう、、夜布団の中に入ると交感神経が優位になって、体中が興奮して目が覚醒してしまう、なんてアベコベにはならないですよね。

赤ちゃんの場合

赤ちゃんの場合は、この活発状態(交感神経)とリラックス状態(副交感神経)の切り替えが上手くできません

まだ言葉も喋れないし、生まれてばっかりなんか朝、昼、夜もまったく区別がつかなかったぐらいです。

大人だって切り替えが苦手で、上手くリラックスできず夜寝付きが悪い、、といった人もいるぐらいなので、赤ちゃんならなおさらです。

なので、赤ちゃんは起きてる状態から寝る状態に移るときに、交感神経を切り替えるために、活発状態をMAXまであげます

泣いて泣いて、すべてのエネルギーを出し切ると、活発状態(交感神経)がリラックス状態(副交感神経)へとスッっと切り替わります。


なんとも、不器用ですよね。。でもそんなものです。

赤ちゃんがSiriに、「ヘイSiri、眠くなったから入眠のための安らぎクラッシクをかけて」と命令してスヤスヤと寝始めたら怖いですよね。


でも、大人だってそうです。日中になんか気分があがらなくて、布団の中でずーっとダラダラしてたら、夜眠れなくなりませんか?

身体にエネルギーが余ってるので活発からリラックスへの切り替えができません。明日は忙しいから寝たい!のに寝れない、、、ってなりますよね。
はぁ、日中にエネルギー出し切っておけばぁ、失敗した、、って。

そう考えると、赤ちゃんはそんな失敗をせずきちんと切り替えができるので逆に偉いかもしれませんね。

起きたあとのギャン泣き

活発状態からリラックス状態に神経を切り替えるときに泣くので、寝る前のギャン泣きは当然です。

ですが、このギャン泣き、起きたあとも出る場合があります。

ギャン泣きの目的は、活発状態(交感神経)とリラックス状態(副交感神経)の切り替えなので、眠っていた睡眠状態から、活発状態に移行する切り替えにもギャン泣きが発生します。

ギャーギャー泣くことで、活発状態(交感神経)を少しづつ強めていって、ある程度いったところでスッと切り替わります


大人でも、朝になって目は覚めたのになんか眠くて頭がボヤーとした状態で、それが日中まで続いて、あかん今日ぜんぜんテンション上がらんわー仕事にならん、、みたいな日ありませんか?

リラックス状態(副交感神経)から活発状態(交感神経)に切り替えが上手くできてないですね。

そう考えると、赤ちゃんはそんな失敗をせずきちんと切り替えができるので逆にスゴイですね。

ギャン泣きのときどうしたらいいの?

ギャン泣きは赤ちゃんが、活発状態(交感神経)とリラックス状態(副交感神経)を切り変えている状態です。

なので「切り替えてるなー」って見守ってあげてればいいんです

抱っこして揺すったり、どうしのどうしたの?何があったの?大丈夫?って声をかけ続ける、、それ実は要らないんです。というかむしろ赤ちゃんからしたら邪魔です。。


大人でもそうですが、さてそろそろ寝ようかな、リラックスモードに入ろうと思ってる時に、パートナーがあなたを揺さぶってきたり、「どうして!?どうして!?」って言い続けてきたら、「あーもううるさいなー、こっちは寝ようとしてんねん!放っといて!」ってなりますよね。

赤ちゃんも同じ状態です。寝るため(起きるため)に全力で頑張っているんです、その時は何もしないが正解なんです。


それを、「こんなにも赤ちゃんを泣かせてしまって私は母親として失格だ、、」なんて考えるのは間違っています。母のエゴです。

泣いている赤ちゃんにイライラMAXになって「うるさいなー!なんでこんなにやってあげてるのに泣き続けるのよ!あなたのためなのよ!いい加減にして!」なんて怒鳴りつけたり、時には手をあげてしまったりするも間違っています。赤ちゃんのことを分かってあげれていない母のエゴ、押し付けなんです。

赤ちゃんからしたら、「今頑張ってるから干渉せずに自由に泣かせてー」って思ってます。


赤ちゃんに怒鳴ってしまって、後から後悔する。自己嫌悪になる。罪悪感を感じて、赤ちゃんに「ごめんねごめんね」って言う、そんな気持ちにならなくていいです

ギャン泣きの赤ちゃんをそのままにしておくのは決して、育児放棄や虐待でありません

あなたは十分頑張っています。赤ちゃんのことを愛して考えてあげています。

大人だって習ってないことは知りません。知らないことはたくさんあります。気づいたときに変えていけばいいんです。


ギャン泣きは赤ちゃんがくれたお母さんへの自由時間のプレゼント

子供(息子)からお母さんへのプレゼント

赤ちゃんがなぜギャン泣きするのか?その理由はもうわかりましたよね。

ギャン泣きが始まるまでは、寝たりするのもお母さんの助けが必要だったんです。自分では何もできないから、抱っこして揺すってもらったり、お母さんにつきっきりで見てもらう必要があったんです。

でも、ギャン泣きが始まったことで、今まできなかったことを自分で頑張ろうとしてるんです。


そう、ギャン泣きは今までずーっとつきっきりで面倒を見てくれたお母さんへの自由時間のプレゼントなんです。

「今までずっとつっききりで面倒みてくれてありがとう!不器用だけど自分で頑張ってみるから、お母さんは自由にしてていいよ!」

って気持ちが込められてるんです(きっと)


そのプレゼントをありがたく受け取って、耳栓をして好きなことをするなり、イヤホンつけてyoutubeや映画見るなり、今までできなかったことをやればいいんです。

強者になれば、赤ちゃんの泣き声をBGMにして、自由時間を楽しむってのもありですね。

完全に放置はNG!

もちろん自由時間だからといって、完全に放置はNGです。

泣いている理由が、活発状態(交感神経)とリラックス状態(副交感神経)を切り変えならいいのですが、そうでない場合ももちろんあります。

まだ喋れないし、上手く伝えられないので、そこは周りの人が感じ取ってあげる必要があります。

ご飯もたべさせて、おしめも変えて、室温もバッチリで、布団や衣類もいい感じ、ギャン泣きの様子はいつもと変わらないかな~?うん大丈夫!よしOK!

という感じて見守ってあげてください


ギャン泣き以外の子もいる

大人でも、活発状態(交感神経)とリラックス状態(副交感神経)の切り替えが上手な人と、そうでない人がいるように、

あるいは、切り替えの方法が人によって異なるように、子供も人によって切り替え方法が異なります。

テンションMAXになって叫んだり、あちこち動き回ったりしてエネルギーを発散する子もいたりします

ギャン泣きが起きた後だけの子もいれば、寝る前だけの子もいるように、人それぞれです。

あー、切り替えてるんだな。と思って見守ってあげましょう

まとめ

ギャン泣きの理由を知らないと、「もーなんで泣くの!」「いい加減にして!」となってイライラMAXになってしまいますよね。それが普通だと思います。

でも、ギャン泣きの理由を知ってさえしまえば、「なんだぁ、そんなことだったの」「やったー自由時間ターイム!」ってなりますよね。

知らないままずっと一人で抱え込んでいたら、うつになってしまうかもしれないし、赤ちゃんに危害を加えてしまうかもしれない。

知らないってほんと怖いですね、、


ずーっと神経張り詰めていたらママが壊れてしまうので、しっかりやるべきポイントは押さえる。抜くべきところは抜く。で要領よくやっていきましょう


ギャン泣き時期を終えたお母さんの中には、

「あのときのギャン泣きを思い出すと、あれはあれでカワイかったなぁ~」
「ギャン泣きの動画を見て、あの頃を思い出して愛らしく感じてます」

という人もいるので、いつかそういう気持ちになれるといいですね。

今は大変ですが、いつかは終わってしまうことなので要領よく適度に手を抜いて頑張っていきましょー^^



参考リンク


今回の記事は12人の子どもを育てているyoutuber、「助産師HISAKOの子育て学校」のHISAKOさんとMARKさんから大いに学ばさせていただいた内容です。

僕自身、妻の妊娠前から妊娠中も、妻と口論したり、相手の実家まで行って離婚を直談判したぐらい夫婦関係に悩んでいました。

そんなときに、妻からHISAKOさんとMARKさんの存在を教えてもらって、本当に助けてもらいました。お二人、そして存在を教えてくれた妻にとても感謝しています。

まだまだ稚拙で未熟ですが、1つずつ学び、学んだことを同じ悩みを持っている方々に共有することで、この世の中に少しでも幸せになれる人が増えたらいいなと思います。

お二人の動画、とてもいいものばかりなので、ぜひ見てみてください!


それにしてもHISAKOさんが45歳超え、MARKさんが60歳超えの事実が驚愕。


HISAKOさんは若くて美人でスタイルよくて綺麗で明るくてパワフルだし。


MARKさんも若々しくてしゃべりうまくて広い広い心の持ち主で、しかも会社をいくつも起こしててビジネスセンス抜群でいろんな国の言葉しゃべれるとかスゴすぎ。。


少しでもお二人に近づけるようにこれから、ガンガン経験を積んでいきたいと思います。


つたない文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました^^

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