無意識に人を傷つける頻出ワード12選|言ってはいけない言葉とその理由  

人付き合い
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言葉は人の一生を決定づけるほどの強力な力を持つツールです。人を前向きにしたり、勇気を与えることができます。

逆に、使い方を間違えると、落ち込ませたり、傷つけたり、嫌な気持ちにさせたり、やる気を奪ったり、相手の人生を制限してしまいます。

現在の日本における大きな問題は、それほどまでに強力な言葉の使い方を学校や家で教えてくれないということです。

このため、相手のためを思って発している言葉が、実は相手を傷つけて縛り付けているということがよくあります。

こういった言葉を発してしまう問題点は、相手がパフォーマンスを発揮できなかったり嫌な気持ちになる。ということもありますが、同時に、発している自分自身がいい人間関係を築くことができない原因にもなります。

人が持つ悩みの9割は人間関係だと心理学者アルフレッド・アドラーは断言しています。人が悩みを解消して幸せになろうと思ったら、良好な人間関係を築くことが必須条件になってきます。


ここでは、無意識に使ってしまいがちな人を制限する言葉が、なぜ人を制限してしまうのか?という理由と、それを修正する対処法について解説しています。


  1. 言ってはいけない12個の言葉
  2. 理由と改善方法のまとめ表
  3. 言われた側の対処法
  4. あなたのためを思って言っている
    1. 「あなたのためを思って言っている」を言ってはいけない理由
    2. 例: 高校2年生になった娘と母親
    3. 対処法:「根拠を説明する」
    4. 言われた側の対処法
  5. どちらの側にも問題ある
    1. 「どちらの側にも問題ある」を言ってはいけない理由
    2. 例: 会社の上司から酷い扱いをうけて友達に相談
    3. 例: 先生のミスで叱られたことを母親に相談
    4. 対処法:「相手の気持ちに寄り添う」
    5. 言われた側の対処法
  6. 言われた本人が傷ついてないからいい
    1. 「言われた本人が傷ついてないからいい」を言ってはいけない理由
    2. 例: 昨日の飲み会のことを友達と話す
    3. 例:あだ名
    4. 対処法:「誰かを傷つけている可能性がある言葉だと理解する」
    5. 言われた側の対処法
  7. もっと早く言ってくれればよかったのに
    1. 「もっと早く言ってくれればよかったのに」を言ってはいけない理由
    2. 例:体調が悪くて体育を休みたい友達
    3. 対処法:「気づけなくてごめんね」
    4. 言われた側の対処法
  8. これも言えないならもう何も言えない
    1. 「これも言えないならもう何も言えない」を言ってはいけない理由
    2. 例:先生と生徒のやりとり
    3. 例:人気のあるお笑いコンビについて話すとき
    4. 例:ディスるネタをする芸人
    5. 対処法:「失礼で攻撃していることを理解する」
    6. 言われた側の対処法
  9. そのうち気がかわるんじゃない?
    1. 「そのうち気がかわるんじゃない?」を言ってはいけない理由
    2. 例:受験の進路を父親に相談する娘
    3. 例:ルフィー
    4. 対処法:「相手の気持ちを応援する」
    5. 言われた側の対処法
  10. 傷ついたのもいい経験だったんじゃない?
    1. 「傷ついたのもいい経験だったんじゃない?」を言ってはいけない理由
    2. 例:過去にいじめられた経験
    3. 対処法:「どう思ったかを決めるのはその人自身」
    4. 言われた側の対処法
  11. 自分で言うのは良くて、人に言われるのはダメって変でしょ
    1. 「自分で言うのは良くて、人に言われるのはダメって変でしょ」を言ってはいけない理由
    2. 例:自分を蔑んだとき
    3. 例:女性芸人と大御所
    4. 例:転校生
    5. 対処法:「変じゃない」
  12. いちいち取り合ってたらそいつと同じレベルになっちゃうよ
    1. 「いちいち取り合ってたらそいつと同じレベルになっちゃうよ」を言ってはいけない理由
    2. 対処法:「相手の気持ちを無視していると理解し支える」
  13. ひどいとは思うけど、そこまで傷つく?
    1. 「ひどいとは思うけど、そこまで傷つく?」を言ってはいけない理由
    2. 対処法:「相手の感情を無視して、責める言葉であることを理解する」
  14. 昔はそれが普通だったのに
    1. 「昔はそれが普通だったのに」を言ってはいけない理由
    2. 対処法:「時代の流れにあっていないことを認める」
    3. 言われた側の対処法
  15. これは差別ではなく区別
    1. 「これは差別ではなく区別」を言ってはいけない理由
    2. 例:黒人の人に対する区別
    3. 対処法:「区別は差別につながることを理解する」

言ってはいけない12個の言葉

何気なく言ってしまいがちですが、相手の人生を制限したあり、不快にさせ、人間関係を壊し、自らの悩みを増大させる12個の言葉があります。

言ってはいけない12個の言葉
  1. あなたのためを思って言っている
  2. どちらの側にも問題がある
  3. 言われた本人が傷ついていないからいい
  4. もっと早く言ってくれればよかったのに
  5. これも言えないなら、もう何も言えない
  6. そのうち気が変わるんじゃない?
  7. 傷ついたのもいい経験だったんじゃない?
  8. 自分で言うのは良くて、人に言われるのはダメって変でしょ
  9. いちいち取り合ってたら、そいつと同じレベルになっちゃうよ
  10. ひどいとは思うけど、そこまで傷つく?
  11. 昔はそれが普通だったのに
  12. これは差別ではなく区別

ついつい言ってしまいがちな言葉ですが、これらの言葉には明確な言ってはいけない理由があります。

その理由を知ることがとても大切です。表面だけ改善しても人間関係が大きく改善し、悩みがなくなることはありません。


理由と改善方法のまとめ表

それぞれの言葉をなぜ言ってはいけないのか?の理由と、人間関係をよりよくするための改善方法の一覧は次のようになります。

言ってはいけない言葉言葉に含まれた意図改善方法
あなたのためを思って言っている相手の気持ちを無視して、自分の意見を押し付けるどうしてためになるかを説明する。最後に決めるのは相手自身
どちらの側にも問題がある正しさを優先して、相手の気持ちを無視している相手の気持ちを優先して、寄り添う。話を聞く
言われた本人が傷ついていないからいい言われている人の気持ちを勝手に推測している人の気持ちはその人にしかわからないことを理解する
もっと早く言ってくれればよかったのに気遣うようで、相手を責めている気づけなくてごめんね。次は気軽に教えてね
これも言えないなら、もう何も言えない相手を攻撃し見下している相手を見下して攻撃していることを理解する
そのうち気がかわるんじゃない?間接的に自分の正解に誘導したい変わるも変わらないも相手の自由だと考える
傷ついたのもいい経験だったんじゃない?勝手に美談にして終わらせようとしている。相手の感情を無視して上書きしようとしているどう感じたかを決めるのは相手自身だと理解する
自分で言うのは良くて、人に言われるのはダメって変でしょ自分にも人を傷つける権利がある。傷つけられたら傷つけ返していい普通のこと。傷つければ人間関係は悪化する(悩みが増える)
いちいち取り合ってたら、そいつと同じレベルになっちゃうよ相談してきた人の気持ちを無視している相手の気持ちを無視していると理解し支える
ひどいとは思うけど、そこまで傷つく?「私なら流せる」という上から目線で、相手の気持ちを無視し、むしろ責め立てている相手の気持ちを無視して、責める言葉だと理解する
昔はそれが普通だったのに自分に都合がいいやり方を、相手に押し付けようとしている。
自分でも時代に合っていないと気付いている。
もう時代に合っていないことを理解する
これは差別ではなく区別差別だと気付いていない。区別して決めつけると差別になることを理解する

パターンはいろいろありますが、結論は一つです。

結論

言ってはいけない言葉を発しているのは、「私が」という自我を通すためや自己防衛、また正しさを主張するため

人間関係をよくするためには、自我を通すことや正しさよりも、相手を配慮する方が優先度が高い


言われた側の対処法

これらの12個の言葉を言ってしまうことはもちろん問題で、これらの言葉を使っている限り人間関係の悩みが無くなることはないので直す必要があります。

ですが、逆に自分がこれらの言葉を言われることもあります。そのときの対処法は次のようになります。

嫌な言葉対処法
あなたのためを思って言っているどうして私のためになのか説明してもらえませんか?
どちらの側にも問題があるその人とは距離を置く(気持ちを理解してくれない人だと理解する)
言われた本人が傷ついていないからいい修正を提案し続ける
もっと早く言ってくれればよかったのに次からは早めに伝えるようにする
これも言えないなら、もう何も言えない他にも適切な表現があることを理解する
そのうち気がかわるんじゃない?変わるも変わらないも相手の自由だと考える
傷ついたのもいい経験だったんじゃない?聞き流す。経験の意味を決めるのは自分だと自分自身に言い聞かせる。
自分で言うのは良くて、人に言われるのはダメって変でしょ自分でも好きで言ったわけではなく、他の人に言われると嫌な気持ちになると素直に伝える
いちいち取り合ってたら、そいつと同じレベルになっちゃうよ相談する相手を変える
ひどいとは思うけど、そこまで傷つく?相手が弱い立場に置かれていることを理解する
昔はそれが普通だったのに「昔のやり方の方が良かったということですか?」と切り返す
これは差別ではなく区別区別して決めつければ、差別になることを伝える


あなたのためを思って言っている

「あなたのためを思って言っている」を言ってはいけない理由

一番手は「あなたのためを思って言っている」です。この言葉は人を制限し、パフォーマンスを封じ込める言葉ですが、そのことを理解せず、いい言葉だと勘違いして使っている人が多い言葉です。


この言葉は、「こっちの方がベテランなんだから、お前は黙って従っておけばいいんだよ」という相手を見下し、マウントをとっているのと同じです。

「あなたのやり方は間違えている」「あなたには判断する能力がない」「私が正しい」というメッセージです。

この言葉によって、相手は自尊心が傷ついたり、やる気を失ったり、挑戦する機会を失うことになります。


例: 高校2年生になった娘と母親

娘「お母さん、私ダンス部に入りたい」

母「ダメよ。大学受験があるんだから、そんなことより勉強しなさい」

「私はダンス部はお勧めしないわ」

娘「でも、昔は、高校時代は勉強だけじゃなくて部活も大事っていってたじゃない」

母「いいからお母さんのいうことを聞きなさい」

「あなたのためを思って言っているの」


この例からもわかるように、「あなたのためを思ってい言っている」は、相手の気持ちを完全に無視して、自分の意見を押し付けるために使っています。

「あなたには判断能力がないんだから」「あなたの意見は間違っているんだから」というように相手を見下していいます。

そして、相手はあなたのアドバイスにまったく納得していません。説明が明らかに不十分です。

相手は自分で考える力や挑戦する機会を失います。自尊心も深く傷つきます。このことで、言ったがわわ「いいことをした」と思っているかもしれませんが、相手との人間関係は確実に悪化しています。

また、言葉の裏には、「そうしてくれた方が私が都合がいい」「私が楽」「私が安心する」という相手を思ったことではなく、「私が」という気持ちが多く含まれています

そんな相手への配慮ができないアドバイスを当たり前のようにし続けている人は、人間関係を改善することはできません。そのため、人生から悩みが消えることもありません。


対処法:「根拠を説明する」

問題点は、2つ、(1)相手の気持ちを無視し自分の意見を無理やり押し付けようとしている、(2)相手を見下しているところです。

この2つを改めるためにはやるべきことは、

(1) なぜ自分はこうした方がいいと思うかの根拠を説明する

(2) 最終的に決めるのは相手自身であること理解する

です。

大切なのは、本当に相手のことを思うことです。どんな経験も無駄になることはなく、人生はいつからでもやり直せることも理解する必要があります。


言われた側の対処法

この言葉を言われることもあると思います。その時は「どうして私のためになるか説明してくれませんか?」と切り返して、自分から根拠を聞くようにすればいいのです。

こうすると、相手が縛り付けようとする力を弱めることができます。

また、自分では気づけていなかったことに気づけ視野が広がったり、自分の選択についてより深く考えるきっかけとすることができます。

また、相手が、本当に自分のことを思ってくれているのか、都合のいいように扱おうとしているのか判断することができます。


どちらの側にも問題ある

「どちらの側にも問題ある」を言ってはいけない理由

「どちらの側にも問題ある」と言う言葉は、相手が「こういうことがあって傷ついた」という相談をしてきたときに言ってしまいがちな言葉です。

この「どちらの側にも問題がある」という発言がいけないことだと気付くには相手の気持ちを理解する必要があります。

なぜなら、その言葉を言っている人は論理的に正しい場合が多いからです。

ですが、目的は正しいことを言うことではなく、相手との人間関係を良くして、自分の悩みを解消することです。

相談してきた相手は、あなたに対してSOSを求めてきています。「傷ついて悲しい」「ツライ」「しんどい」「苦しい」という気持ちです。問題点は相手の気持ちを理解できていないということです。

例: 会社の上司から酷い扱いをうけて友達に相談

自分「この前、上司から酷い言葉をかけられてすごく嫌だったの」

友達「でも、それって自分にも問題があったんじゃない?」

上司に言われてショックで傷ついたことを打ち明けたのに、その友達は気遣うどころか更に自分を責め立ててきました。

友達は確かに正しいかもしれません。ですが、正しさを優先して相手の気持ちを無視しています

自分も「もう二度とこの子には相談しない」「私の気持ちを少しも考えてくれないなんて友達じゃない」と考え、友達関係は確実に悪くなります。

また、この発言をする人の中には、どちらの側にも立ちたくないけど自分は正しい人でありたいという、最も楽な選択肢を選ぶという気持ちが含まれている場合もあります。


例: 先生のミスで叱られたことを母親に相談

宿題を出したのに、先生に「宿題だしてないぞ」と言われ、「出しました。確認してください」と言って、確認してもらったら確かにあった。

なのに、先生は一言も謝らず「おお、そうか」で終わったことで、嫌な気持ちになったことを母親に相談したときの会話。

息子「先生のミスだったのに、ごめんねの一言もなかったんだよ」

母「それは、あたなの伝え方も悪かったんじゃない?」


子供は先生の対応で傷ついて母親に相談したのに、母親からも責められて更に傷つく結果となっています。

確かに、お母さんの指摘は正しいかもしれません。ですが、正しさを優先して子供の気持ちを無視しています

子供は「自分が悪くないのに責められるなら、もう二度と相談しない」と考え、親子関係は確実に悪くなります。


対処法:「相手の気持ちに寄り添う」

言葉を改善しようとしている目的が何かを理解する必要があります。

もし、目的が、相手を傷つけて、人間関係を壊してでも自分の我を通すことや自分の立場を守ることであれば、相手の気持ちを無視して正しいことを言ったり、自分がどちらにとっても正しい人であろうとすればいいでしょう。

ですが、目的は正しいことを言うことではなく、相手との人間関係を良くして、自分の悩みを解消することです。

相談してきた相手は、あなたに対してSOSを求めてきています。「傷ついて悲しい」「ツライ」「しんどい」「苦しい」という気持ちです。

だからこそ、正しさよりも相手の気持ちを優先するようにし、自分の意見を述べるのではなく、相手の話を聞くようにします。


言われた側の対処法

ツラいこと、苦しいこと、悲しいことがあって相談したときに、更に責め立てられた場合、その人とは距離を置くようにしましょう。

相手は、あなたとの人間関係よりも自分の我を通すことを優先する人です。その人と関わっていては幸せになれることはありません。

無理してその人と関わる努力をするよりも、人間関係を大切にしてくれる人を探す努力をした方が確実に幸せになれます。



言われた本人が傷ついてないからいい

「言われた本人が傷ついてないからいい」を言ってはいけない理由

「言われた本人が傷ついてないからいいんじゃない?」という言葉は、間接的に見ていた人が「あの発言や行動ってよくないよね」「あれって酷いよね」と言ったときに返ってきやすい言葉です。

この言葉の難しさは、言われた本人は本当に傷ついていない場合、言っている人の発言は正しいことがあるということです。

ですが、その人が傷ついているかどうかは誰にもわかりません。心の内は本人にしかわからないものです。

つまりこの言葉の問題点は、その言葉は誰かが傷ついているという可能性を無視してしまっているということです。

「だって、傷ついてるって言ってないじゃないか」という反論があるかもしれませんが、傷ついている人はほとんどの場合、自分が傷ついていることを周りに打ち明けられないものです。

そのことに対して、客観的に見ている人は気づけているものです。


例: 昨日の飲み会のことを友達と話す

相手「昨日のあの人の態度さすがにひどすぎじゃない?」

自分「いや、でも〇〇さん笑ってたからいいんじゃない?」

「あなたが気にすることじゃないよ」


例:あだ名

  • ブタゴリラ
  • サイボーグ
  • 3日寝てない菅田将暉
  • かなり残念な広瀬すず
  • 潰れた石原さとみ

よくありがちなのが、プラスの意味も含んでいるけどマイナスの意味も含むようなあだ名です。

そこには、相手を誉めたり尊重するという気持ちよりも、どこかで蔑んでバカにするという気持ちが含まれています

特に、小学校や中学校など人を蔑んで笑いに変える場面が多くあり、そのようにして笑いをとることがいいことだと勘違いしている人も多くいます。


対処法:「誰かを傷つけている可能性がある言葉だと理解する」

「言われた本人が傷ついてないからいい」の対処法は、

  • 人の気持ちはわからない(本人しか知らない)
  • 誰かを傷つける可能性がある言葉

だと理解することです。

そのように周りの人を配慮する気持ちがあれば、「言われた本人が傷ついてないからいい」という発言は憚られるようになります。

point

人の気持ちはその人本人にしかわからない


言われた側の対処法

「あの発言や行動ってよくないよね」「あれって酷いよね」と言ったときに「言われた本人が傷ついてないからいいんじゃない?」と言われた場合は、何度でも修正を提案しましょう。

「いや、でもあれはよくないからこうした方がいいんじゃない」

「せめて、私たちはこうしようよ」

「こうするのはどうかな?」

と言って、誰かが傷つく可能性を減らしてくことが大切です。そのように相手の気持ちに配慮することができれば、あなたの周りの人間関係はよくなっていき、悩みはどんどんと減っていきます。

もう一つ大切なことは、提案をしたときに「そんなのどうでもいいよ」「もういいじゃん」「いい加減にして」という人とは距離を置くということです。

そういう言葉を言ってくる人は、誰かが傷つく可能性に目を向ける気がなく、誰かを傷つける発言をしている人です。

人は自分でしか変われません。あなたが誰かを変えることはできないので、関わるのは「確かにそうだよね。あなたの言う通りだと思う」と考え方を改められる人にすることが大切です。



もっと早く言ってくれればよかったのに

「もっと早く言ってくれればよかったのに」を言ってはいけない理由

「もっと早く言ってくれればよかったのに」という言葉は相手を気遣っているようで、相手を責めている言葉です。

このような場合、確かに相手に非があることがほとんどです。正しさを追求すれば責めている自分に非はありません。

ですが、一番重要なことは相手の気持ちです。相手は言いづらいことを素直に打ち明けたのです。それを言うには心理的ハードルがあり一言目ではなかなか言い出せなかったのです。

その気持ちに気づけていないこと、相手の気持ちに寄り添っていないことが問題です。


例:体調が悪くて体育を休みたい友達

友達「なんか体調が悪くて、次の体育休もうかな」

自分「そんなちょっと体調悪いくらいで休むなんてよくないよ」

「絶対出た方がいいよ」

友達「でも、ちょっと生理が重くて、、、」

自分「そうなの!?早く言ってくれればよかったのに」

これは、相手を心配しているようで、「だったら早く言えよ」という相手を責めています

確かに最初から言ってくれればよかったのかもしれませんが、友達は理由を言い出しづらかったのと、体調が悪くてそこまで気が回らないという状態です。

そういった友達の気持ちに寄り添って配慮できていれば「早く言ってくれればよかったのに」という言葉は絶対にでてきません。

相手の気持ちに寄り添えず、自分を正当化するための言葉です。


対処法:「気づけなくてごめんね」

「もっと早く言ってくれればよかったのに」の対処法は、「気づけなくてごめんね」です。

目的は、相手との人間関係を良好にすることです。自分を正当化して自己防衛することではありません。

また、相手がすぐに相談できなかったのはあなたとの関係性がそこまで構築できていなかったからです。

「これを言ったら迷惑かな」「怒られるかな」「嫌な顔するかな」という感情を相手が抱いている可能性があります。

そして、本当に困っている人は、困っていると言えない人が多いのが現実です。

相手の気持ちに気づけなかったことや、その程度の関係性しか築けていない自分自身を反省しないと、人間関係の改善という次のステップにはつながっていきません。

目的言葉
自己防衛・正当化・正しさの主張もっと早く言ってくれればよかったのに
相手への配慮気づけなくてごめん。次は遠慮なく言ってね


言われた側の対処法

「もっと早く言ってくれればよかったのに」を言われたときの対処法は、「次からは、早めに伝えるようにします」です。

伝えるのが遅くなり問題が大きくなってしまったのは自分にも非があります。問題ごとを隠しておいてもそれが改善することは絶対にありません。

それよりも早めの段階で一言連絡を入れておけば、あなたの心も軽く、周りも対処がうちやすくなります。

早めに言えるスキルを身に付けることでマイナスになることはないので、勇気を出して練習しましょう。


これも言えないならもう何も言えない

「これも言えないならもう何も言えない」を言ってはいけない理由

「これも言えないならもう何も言えない」という言葉は、誰かを批判や褒めたときに、それを正されたときに言いがちな言葉です。

その言葉の問題点は相手の才能や可能性を大幅に制限して、それしか取り柄がない人というニュアンスにしています

そして、そのような言葉を発するのは、その人を見下しているからです。


このような言葉を言う人に「それって失礼じゃないですか?」と言うと「褒めてるんだからいいだろう」「だって事実だろう」という言葉が返ってきます。

ですが、ここのポイントはその言葉を言っている人たちが本当は失礼なことを言っているということに気づいているということです。

もし本当に気づいていないのであれば「えっ、ごめんどこか失礼だった?」と言う風に聞き返すはずです。それをせず「これを言えないならもう何も言えない」と返すということは失礼であることをわかっているといことです。

つまり、暗に人を攻撃していて、それがバレてしまったがために発している逃げの言葉でもあります。


例:先生と生徒のやりとり

生徒「〇〇先生はいい先生ですよね」

先生「ああ、〇〇先生は美人だもんな」

生徒「いや、それ以外にもいいところがたくさんありますよね」

先生「美人は誉め言葉なんだからいいだろ。これ言えないんだったらもう何も言えないよ」

これは、シンプルに悪口です。その人は美人以外に、教え方、子供との接し方など他の才能が一切ないと断言しているのと同じです。

内面はたいしたことないという見下しています


例:人気のあるお笑いコンビについて話すとき

自分「〇〇って人気ありますよね」

相手「ああ、あいつら華があるもんな」

自分「いや、それ以外にもありますよね」

相手「いや、華があるって誉め言葉じゃん。それ言えないならもう何も言えないよ」

これも、誉めているようで実際は、見下しています。

そのコンビのネタなどの内面は一切認めず、見た目だけで人気者になっている奴らというニュアンスが含まれています。

攻撃的で批判する言葉です。

また、似た言葉で「言われているうちが華だよ。言われなくなったらおしまいだよ。」があります。これは相手を批判することを正当化する言葉です。

いいことをしていると勘違いして使っている人がいますが、人の心を傷つける攻撃的な言葉です。


例:ディスるネタをする芸人

相手「そうやって人をディスるのって良くないんじゃない」

芸人「それ言われたらもう何もできないよ。笑い撮ってるんだからいいじゃん」

相手「でも、それって令和の笑いじゃないですよ」

芸人「じゃあもうお笑いなんかできないよ」

この言葉の裏には、「人を傷つけて笑いをとって当たり前」という感情があります。

実際漫才は、人を傷つけて攻撃したり、キレイな人と容姿を比較したり、頭を叩いたりしなくてもできるものです。


対処法:「失礼で攻撃していることを理解する」

「これも言えないならもう何も言えない」の対処法は、この言葉が攻撃的で相手を批判し見下しているということを理解することです。

この言葉を言い換える目的は、いい人間関係を築いて、自分の悩みを減らし、幸せな人生を歩むことです。

目的を理解していれば、この言葉はその逆に人間関係を悪化させ、悩みを生み出す言葉であることに気づけることができます。


言われた側の対処法

「これを言えないなら、もう何も言えない」と言われたときの対処法は、「他にも適切な表現がありますよね?」と切り返すことです。

そのうえで、相手が頑なに「そんなのはない」と言い続けるようであれば、相手にとっての価値観や優先順位は、人に配慮することよりも、自分の我を通して批判して攻撃することの方が大切ということがわかります。

そういった人とは距離を置くことが大切です。「他にも適切な表現がありますよね?」と切り返しは、その判断材料を引き出すためのとても重要な言葉です。


そのうち気がかわるんじゃない?

「そのうち気がかわるんじゃない?」を言ってはいけない理由

「そのうち気がかわるんじゃない?」は誰かに「私こうしたい」という相談をしたときに、帰ってくることのある言葉です。

これは、相手の気持ちを尊重せず、自分の考えに誘導しようとする発言です。

「あなたの考えは間違っている」「あなたの意志は弱いからどうせできない」「私の考えが正しい」と伝えているのと同じです。

もしかすると、相手の性格をよく理解していて、「そのうちに気が変わる」が正しいかもしれません。

ですが、大切なことは正しいことを言い当てることではなく、相手の気持ちを尊重することです。

相談した人ももしかしたら本当に意見が変わるかもしれません。でも時間や経験によって気持ちがかわるのは人として普通のことです。

相手の気持ちが変わるか変わらないかを決めるのはあなたではありません。気持ちを変えるのも変えないのも相手の自由です。

相手を尊重せず、自分の意のままにコントロールしようとしていてはいい人間関係を築くことはできません。


例:受験の進路を父親に相談する娘

娘「私、物理系の大学に進みたいと思うの」

父「そうなのか、でも物理は基本的に男性がやるものだし、本当にそれでいいのか?」

娘「うん、私はこれがやりたいの」

父「まあ、そのうち気が変わるんじゃない、、、」

これは、直接的な否定はしていないものの、相談してきた子供の気持ちを受け入れるということを一切していません

物理の道に進みたいという娘の気持ちを応援するどころか、否定しています。最後の最後まで、自分の意見に誘導してコントロールしようとしています

「あなたの意見は間違っている」「あなたの意志なんてどうせ続かないでしょ」「私の意見が正しい」というメッセージを伝えているのと同じです。


例:ルフィー

ルフィー「海賊王に俺はなる」

相手「いや、無理じゃない。だって他に強い人いっぱいいるし」

「見てこのリスト。海賊になって3年以内に辞めた人のパーセンテージすごく高いんだよ」

「海賊たちの平均年収これぐらいだよ。けっこう厳しいらしいよ」

「きっと気が変わると思うよ。」


「きっと気が変わるよ」「そのうち気がかわるんじゃない?」と言う人はあなたのことを全く信じていません。応援もしていません

それどころか、やる気を下げるようなことを事細かに説明して、やめるよう説得してきます。

最終的に、夢をあきらめて鬱屈した気持ちになると、相手は「いいことをしたー」「俺のおかげで」と言う特大の勘違いをします。


対処法:「相手の気持ちを応援する」

「そのうち気が変わるんじゃない?」の対処法は、相手の気持ちを勝手に推測して自分の意見を押し付けることではなく、相手が今抱いている感情を応援してあげることです。

子供が「物理の道に進みたい」と言ったら、「おお、いいじゃん頑張れよ!」と言ってあげればいいのです。

「どうせ気が変わるんじゃない」という相手の気持ちが滅入るようなことを言う必要はありません。

そして、人の気持ちは変わりやすいことを理解しておくことも大切です。

そうしないと、相手の意見が変わった時に「あの時こう言っていたじゃないか!」「それ見ろ、どうせ気が変わるんだろう」と相手を非難し・批判する心につながってしまいます。

ポイント

変わるも変わらないも相手の自由。こちらがコントロールしたり決めつけてはいけない。


言われた側の対処法

相手に自分の意見を相談したときに「そのうち気が変わるんじゃない?」と言われたときは、この人は私のことをコントロールしようとしているということを理解することが大切です。

変わるのも変わらないのもあなたの自由です。

自分の望む方向に進めば賛成し、そうでなければ反対する。つまり、あなた自身を尊重しているのではないということです。

相手の反応をしっかり見て、相談する相手を選べる目を養っていくことは、自分らしい幸せな人生を生きるために大いに役立ちます。


傷ついたのもいい経験だったんじゃない?

「傷ついたのもいい経験だったんじゃない?」を言ってはいけない理由

「傷ついたのもいい経験だったんじゃない?」は誰かに「私こうしたい」という相談をしたときに、返ってくることのある言葉です。

この言葉をつい言ってしまうのは、確かにその通りなことが多いからです。

ですが問題点は、その時に相手がどう感じたかを決めるのは、相手自身ということです。

あなたが決めることではありません。

相手からすると、「なんで私の気持ちを、あなたが決めるの!?」という感情になります。

例えば、ドキュメンタリーなどで、自分のツラくて嫌だったことを誰かに話したときに、勝手にそれを美談にされたら、私の思いと違う!勝手に脚色された!となり怒りが湧いてきます。

「傷ついたのもいい経験だったんじゃない?」という言葉はそれと同じです。


例:過去にいじめられた経験

あなた「実は昔、人と喋るのが苦手でいじめられてたんだ」

相手「えー、でも今は全然そうは見えないよね」

あなた「今はね。でも、あの時はホントしんどくて、二度と戻りたくない」

相手「えーでも、今これだけ喋れてるんだから、傷ついたのもいい経験だったんじゃない?」


あなたは「つらかった」「しんどかった」「戻りたくない」と自分の気持ちを打ち明けてるのに、相手が勝手にその気持ちを上書きして「いいものに変えようとしています」

もしかしたら、その経験がきっかけになっているという相手の言っていることが正しいかもしれません。

でも、それが正しいかどうかを決めるのは自分自身です。他人が決めることではありません


対処法:「どう思ったかを決めるのはその人自身」

「傷ついたのもいい経験だったんじゃない?」の対処法は、どう思ったかを決めるのはその人自身であるということを理解することです。

相手が、「これが辛かった」と打ち明けてきたら、勝手に美談にせず、「そういう事があったんだね」とシンプルに受け止めてあげることが、相手に寄り添うことです。


言われた側の対処法

相談したときに「傷ついたのもいい経験だったんじゃない?」と言われて勝手に美談にされた場合は、聞き流しましょう。

相手も悪気があって言っているわけではありません。実際、ツライ経験というのは人のバネになり変わる原動力になるものです。

聞き流して、自分が経験したことをどう受け止めるかは自分自身と自分に言い聞かせましょう。


自分で言うのは良くて、人に言われるのはダメって変でしょ

「自分で言うのは良くて、人に言われるのはダメって変でしょ」を言ってはいけない理由

「自分で言うのは良くて、人に言われるのはダメって変でしょ」は、その言葉を発するというよりは、相手が自分で言った謙遜した言葉を、他の人が言って相手をけなすという行為がいけないということです。

もちろん人には言われたくないという意味も含んでいます

自分で卑下したからと言って、他の人にバカにしてけなす権利が生まれたわけではありません。

人をバカにしてけなせば嫌われて当然です。


例:自分を蔑んだとき

自分「私、ほんと要領悪いんですよね」

相手「お前ほんと要領悪いもんな」


例:女性芸人と大御所

芸人「私、ズボラだから結婚相手が見つからないんですよ」

大御所「お前、ホント ズボラだから結婚相手なんか見つかるわけないよ」


例:転校生

転校生「転校生してきたのでよくわかっていないです」

他の生徒「おい転校生!」

転校生「やめてよその転校生って呼ぶの」

他の生徒「お前が言ったんじゃん」


他にも、外国人などもあります。〇〇県のやつ、田舎者、年をとっているといった差別もあります。


対処法:「変じゃない」

自虐で自分を下げて相手に配慮したり、場の空気をよくしようとすることはあります。それは、決して相手にけなして欲しくて言った言葉ではありません

自分で言うのは良いけど、他の人に言われたくない言葉があるのは普通です。それを理解する必要があります。

どんな理由があるにせよ人をけなしたりバカにしている限り、いい人間関係を築くことはできません。悩みが無くなることもありません。

point

どんな理由があっても、人をバカにしたり、けなしていいことはない。 



いちいち取り合ってたらそいつと同じレベルになっちゃうよ

「いちいち取り合ってたらそいつと同じレベルになっちゃうよ」を言ってはいけない理由

「いちいち取り合ってたらそいつと同じレベルになっちゃうよ」は、相談をされた時につい言ってしまいがちな言葉です。

この言葉の問題点は相談してきた相手の気持ちを無視していることです。

私はあなたの相談を聞く気がない。あなたの心に寄り添う気がないというメッセージでもあります。


例:上司の言葉で傷ついたことを相談してきた友達

友達「この前会社の上司にこんなことを言われてすごく傷ついた」

あなた「まぁまぁ、そんなのいちいち取り合ってたら、そいつらと同じレベルになっちゃうよ」

確かに、あなたが言うようにそんなのは取り合わずに無視してしまうのが一番楽な方法です。ですが、友達はどうしても受け流せず、心が傷つきあなたに相談してきたわけです。

その気持ちをないがしろにしてしまっては、いい人間関係を築くことはできません。


対処法:「相手の気持ちを無視していると理解し支える」

「いちいち取り合ってたらそいつと同じレベルになっちゃうよ」という言葉が、相手の気持ちを無視している言葉だということを理解する必要があります。

あなたからしたらどうでもいい、取るに足らないことでも、相手にとっては大きなことだったのです。

自分にとって重要なことか、些細な事かを決めるのはその人自身です。

相談されたら、相手の気持ちに寄り添うようにしましょう。そうすれば、人間関係は必ず良くなります。


ひどいとは思うけど、そこまで傷つく?

「ひどいとは思うけど、そこまで傷つく?」を言ってはいけない理由

「ひどいとは思うけど、そこまで傷つくこと?」は自分の立場で物事を考え、相手の立場になって考えるのを放棄し、傷ついている相手を責める言葉でもあります。

人にはフェーズがあります。同じことをされて傷つくときもあれば、成長して傷つかずに笑い飛ばせるようになることもあります。

ですが、それは現在のあなたの状態であって、相手は関係ありません。傷ついたか傷ついてないかを決めるのはその人自身です。

また、この言葉を言ってしまうのは「私は関係ない。あなたの問題」という、自分は関わらないという意思表示でもあります。

なお、「そこまで泣く?」と言う言葉も同じ扱いになります。


例:親子の会話

子「〇〇君がぼくのおもちゃ取ったの」

親「あー、わかったわかった。でも、そこまで泣くことじゃないだろう」

そこまで泣くことじゃないと言えるのは親だからです。親の立場から子供の状況を評価しているので、現在の子供の気持ちに対して「それはやりすぎ。お前が間違っている」というメッセージを伝えてしまっています。

大人でも、一生懸命働いてお金を貯めて買った大事なものを誰かに盗まれたら、悲しくなったり憤慨します。その時に、「そんなに悲しむことじゃないだろう」「そんなに怒らなくてもいいだろう」と言われるのと同じです。


対処法:「相手の感情を無視して、責める言葉であることを理解する」

「ひどいとは思うけど、そこまで傷つく?」は、特に罪悪感もなく「私ならこうするね」「私なら流せるよ」という上から目線の言葉でもあります。

その言葉は、相手の感情を無視して、傷ついている相手を責めている言葉であることを理解する必要があります。

やるべきことは、「私だったら」を伝えることではなく、相手の気持ちに寄り添うことです。

自分にとっては取るに足らない流せることだとしても、今の相手にとってはそうではないということを理解して、相手の気持ちに寄り添ってあげましょう。


昔はそれが普通だったのに

「昔はそれが普通だったのに」を言ってはいけない理由

「昔はそれが普通だったのに」は上司や先輩など、上の立場の人が注意されたときに言いがちな言葉です。

この言葉は、こうあるべきだという自分の価値観を相手に押し付けて同意させようとする言葉です。

話し合いや相手の意見を聞くといった、相手を尊重する姿勢を一切見せず、自分に有利なようになんとか押し通そうとし、相手を批判する言葉です。

また、この言葉を発する人は、自分が言っていることが今の時代にはそぐわないことを理解しています

だから「こうあるべき」と言うのではなく、「昔は~だった」と言っているのです。


例:給食を残すことを許さない先生と抗議する先生

A「給食を残すなんてありえないよ」

B「そうですか?好き嫌いがあるのはしょうがないんじゃないですか」

A「昔は、掃除中でも給食を食べきるまで席を離れさせなかったよ」

B「えっ、掃除でほこりが舞ってる中で食事させるんですか?」

A「昔はそれが普通だったよ」


例:課長と人事のやり取り

課長「この程度でパワハラになるんですか!?」

人事「はい、相手がそう感じたらパワハラになります」

課長「えー、昔はこれが普通だったよ」


対処法:「時代の流れにあっていないことを認める」

「昔はそれが普通だったのに」と言っている時点で、現在はそれがスタンダードではないことを無意識に理解しています。

自分に都合がいいのでなんとか戻そうとする、とても自分勝手な言葉です。

自分が今望んでいることは、もう時代の流れにあっていないんだということを理解しましょう

もし、本当にその方がいいと思うのであれば、相手の意見をちゃんと聞いたうえで、自分の意見を伝えるようにします。

自分にとって都合がいいからという理由で、頭ごなしに相手に押し付けようとすれば、人間関係は悪化して当然です。


言われた側の対処法

もし、自分が「昔はそれが普通だったのに」と言われた場合は、「じゃあ昔のやり方の方がよかったということですか?」と切り返すことです。

相手はそのやり方は昔のやり方で今の時代には合っていないということを理解しています。


切り返しの例

相手「昔はそれが普通だった」

あなた「そうすると、昔のやり方の方が良かったということですか?」

相手「いや、そういうわけじゃないけど、、」

あなた「そうですよね、そんな今の時代に合わないやり方をするなんて、私たちらしくないですよね」

「今の時代に合ったやり方で行きましょう。」



これは差別ではなく区別

「これは差別ではなく区別」を言ってはいけない理由

「これは差別ではなく区別」は言っている側は、差別ではないと思い込んでいますが、自分が気づいていないだけで、実際には差別になっています。

よくあるのが、統計データなどを根拠に○○だと決めつけることです。


例:生徒会長を誰に投票したかを友達と話す

友達「ねえねえ、誰に投票したの?」

あなた「〇〇さん」

友達「え、あの子は末っ子だよ。末っ子はリーダーには向いていないんだよ」

あなた「それって、末っ子に対する差別じゃない?」

友達「いや、リーダーに末っ子が少ないのは統計的なデータとしてでてるし、あの子が末っ子なのは事実だから。」「別に差別してるわけじゃないよ。ただの区別だよ。区別」


相手は差別していないと思い込んでいますが、「末っ子=リーダーになってはいけない」と差別をしています。


例:黒人の人に対する区別

相手「あいつ黒人だから」

あなた「それって、黒人に対する差別じゃない」

相手「いや、あの人が黒人なのは事実だから。これは差別じゃなくて区別だよ」

確かに事実に基づいていますが、〇〇だからという制限をつけている時点で差別をしています。


対処法:「区別は差別につながることを理解する」

「これは差別ではなく区別」と言う人の問題点は、区別するのは差別ではないという思い込みです。

区別が差別になることを理解する必要があります。

統計データを用いることはわるくありません。問題は決めつけることです。

なので、「統計データがこうだから、私はこっちの方がうまくいく確率が高いと思う」と言えばいいのです。

「統計データがこうだから、あの人は○○だ」という決めつけは人を傷つけるのでやめるべきです。



参考リンク


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