世の中にはリーダーに向いている人と、向いていない人がいます。そこには明確に「こういう人はリーダーに向いている」「こういう人は向いていない」というポイントがあります。
ここでは、尊敬されるリーダーになるためにやってはいけないTOP3をまとめています。
リーダーになれない人の5つの条件
結論から言うと、尊敬されるリーダーになれない人がやっている5つの条件は次になります。
とても当たり前の5条件ですが、意外にできていないことが多いものです。
意見が言えない
「自分の想いや考えを発言できない人」は尊敬されるリーダーにはなれません。
昭和の時代では「見て盗め」「言葉ではなく背中で見せろ」「黙ってついてこい」でしたが、今の時代にそれはもう完全な時代遅れです。
尊敬されるリーダーになるためには、積極的に意見を言うことが必要です。発言することが当たり前という習慣をつけることです。
社員とコミュニケーションをとらない
自分の想いや考えなど、ただ意見を言うだけで、「社員とコミュニケーションをとらない」という人も尊敬されるリーダーにはなれません。
社員の意見を聞かず、理解しようともしない、明確なビジョンもアドバイスも伝えていないような人についていきたいと思う人はいません。
尊敬されるリーダーになるためには、社員と語り合い、目指すビジョンを言葉と行動で示しながら引っ張っていかなければいけません。
挨拶をしない
挨拶をしない人も、尊敬されるリーダーにはなれません。
尊敬されるリーダーは社員とのコミュニケーションを重要視しています。その姿勢を最も顕著に表す具体的な行動が「人一倍挨拶に気を配り、自ら率先してやる」ということです。
挨拶することが当たり前という習慣をつける必要があります。
責任が取れない
責任が取れない人も決して尊敬するリーダーにはなれません。
課題や問題にぶつかったときに、その責任を部下に押し付けたり、会社や顧客のせいにする人が尊敬されることはありません。
責任が取れない人には次のような特徴があります。
これらは完全なNG行動です。
尊敬される上司とは、「トラブルが発生しても、この人がいればなんとかしてくれる」という人です。そういった絶対的な信頼感がリーダーには必要です。
成果を出せない
成果を出せない人がリーダーになれることはありません。
どんなにはっきりと自分の意見が言えて、責任が取れる上司でも、与えられた責務に対して成果を生み出せない人は、絶対に尊敬されるリーダーにはなれません。
それほど、リーダーにとって、成果を生み、結果にコミットできることは大きなポイントです。
成果を出したいと思ったら、次の方程式を満たす必要があります。
まずはたくさんの量をこなす。そして積み上げたデータを分析して質をあげる。「自分は運がある」「ツイている」「私ならできる」と運を信じ込む。このサイクルをグルグル回していけば必ず成果につながります。
なお、「質」とは、成果物の質もそうですが、確率を上げるための数値なども質に入ります。
特に、私たちが持っている時間は24時間と限られています。量と質を追い求める順番を交互にコントロールしていくことが、より大きな成果を生み出します。
まとめ
尊敬されないリーダーには明確な理由があります。
そして、尊敬されるリーダーとはその真逆をやっている人です。
これを繰り返していけば、必ず、成果を出せて、尊敬されるリーダーになることができます。