話しかけられる人のメリット
話しかけられる人になんてなったら、時間が奪われたり、余計な手間が増えたり、好きでもない人と話合わせたり大変じゃんと思う人がいるかもしれませんが、現実はメリットの方が圧倒的に大きいです。
話しかけやすいと異性からモテます。「あなたは話しかけやすいから好き」という人はいますが、「私、話しにくいあなたが好き」という人はほとんどいません。生きているうちにそんな人に出会える確率はかなり低いです。
話しかけやすい人は仕事の評価が上がりやすくなります。「君はみんなに慕われていて、君のおかげで場の空気も明るい。いてくれてありがとう。明日から部長だ。」と言われることはあります。
ですが「君はとても話しにくい。みんな怖がってはなしかけようとしない。明日から部長だ」と言われることはありません。
話しかけやすい人は自己肯定感も上がります。みんながあなたの存在を認め、どんどん話しかけてくる状態です。誰からも話しかけられず存在を無視される状態の真逆です。自己肯定感が上がらないわけがありません。
話しかけにくい人のデメリット
逆に、話しかけにくい人は次のような人生を歩むことになります。
普段真剣に考えることはありませんが、まじまじと事実を突きつけられると、そんな人生はイヤだと悲しくなりますね、、
話しかけにくい人の特徴
話しかけやすい人はメリットがたくさんあるとわかってはいても、そもそも自分が話しかけにくい人なのかがわからないという人がいます。
1つの判断基準として、飲み会やパーティー、合コンなど知らない人たちが集まるパーティーに参加したときに次のように考えている人や、周りから次のように言われる人は話しかけにくい人です。
話しかけやすい人の間違ったイメージ
話しかけやすい人というと次のようなイメージを抱くかもしれません。
- 容姿がいい
- 優秀
- 派手
- 有名
- 一緒にいる時間が長い
これは全て勘違いです。どれも話しかけやすさに関係ありません。
イケメンやかわいい・綺麗は関係ない
容姿や顔がいいというのは話しかけやすさに関係ありません。
すごくカッコ良くても、とても話しかけずらいオーラを出している人もいます。
かわいい人や綺麗な人も同じです。どんなに顔がかわいくて綺麗でもとても話しかけずらい人がいます。
優秀さや実績も関係ない
頭がいい、すごくいい大学を出ている、有名な大会で賞を受賞しているといった実績も関係ありません。
むしろ、どれだけ凄い実績を持っていても、私は凄いんだとお高く止まっている人には話しかけにくいものです。
目立っているかどうかも関係ない
派手で目立つから話しかけられるわけでもありません。
真っ赤なスーツを着て、歯は全て純金で、ゴールドのず太いネックレスを、クロコダイルの皮の靴を履き、金色のハットを被っている人はものすごく目立っていますが、話しかけにくい人の代表格でもあります。
話しかけやすさは知名度や時間ではない
話しかけにくい人の中に、話しかけられまだ知り合って日が浅いからや、自分は有名じゃないからと思っている人がいますが、それも勘違いです。
話しかけやすさというのは一緒に過ごした時間の長さでも、知名度でもありません。
どれだけ長い時間一緒にいようが、どれだけ有名になろうが、話しかけにくい人は話しかけにくいのです。
話しかけやすさに特別なものは必要ない
話しかけやすい人になるために、容姿がいい、優秀、派手といった特別なものは何一つ必要ありません。
仮に、あなたが立食パーティーに行った場面を想像してみてください。
一番最初に話しかけたい人は、容姿がものすごくよく、スタンフォード大を飛び級で卒業しマッキンゼーで働らいた後、最年少で州知事を務め、頭をオールバックで固め、ド派手なスーツを着ている人でしょうか?
それとも、ごくごく普通で特に目立ったところがない話しかけやすような人でしょうか?
そうです。話しかけやすい人になるために、特別な容姿や才能、実績は何一つ必要ありません。
つまり、話しかけたくなる人というのは誰もが獲得できるスキルです。
話しかけないでオーラを消す
話しかけられやすい人になるためにまずやるべきことは、話しかけないでオーラを消すことです。
消すといっても「消えろ」と願って消えるものではありません。具体的にそのオーラーを作っている行動が何かを理解しやめる必要があります。
話しかけないでオーラの正体は「目線」
話しかけられないオーラの正体は目線です。
話しかけにくい人は何かしら作業をしています。
例えば、ずっとスマホを見ていたり、グラスや食器、家具や機器など、人と目線を合わせず何か他のところをずっと見つめています。
しかもその作業をここでやる!?という場所でやっています。
みんなで話し合っているときや、2人で食事をしている時、飲み会や、会食の場、そういった場所で何かしら作業をしています。目が合うことがありません。
人は目線で話しかけていいかを判断する
話しかけやすさに関して目線はとても重要です。なぜなら、人は話しかけやすい人かどうかを目線で判断するからです。
話しかけにくい人は目線が内側に向いています。自分のしていることに向いているので人と目が合うことはありません。
話しかける前からずーっと下を向いている人、そして、話し始めてもこちらを一切見ようとせず下を見続けている人がいたら「この人、私と会話したくないんだな」と思います。
人を無視する場合も同じです。無視という漢字の通り相手を無いものとして視ない、つまり目を合わせない=無視です。
一方、話しかけやすい人は目線が外に向いています。授業中自分を当てて欲しいときは、先生の方を見て目を合わせようとします。
目が合うというのは私はオープンですよというメッセージです。
目線 | 目線の方向 | メッセージ |
---|---|---|
相手を見ない | 内側。自分のしていること | あなたの存在を無視。あなたより作業の方が大事 |
じっと見ておく | 外側。周りの人 | 私はオープンですよ。いつでも話しかけてください。 |
じっと見ておく
目線を自分ではなく外に向けると言ってもどうしていいかわからないという人がいます。
目線を周りに向ける具体的な行動は「相手をじっと見ておく」ことです。
相手が気づいていないうちから、腰を低くして、笑顔で、相手を見続けます。相手がこちらに気づきやすいように自然に体を揺らしたり、少し移動したりします。
すると、ふと目が合った相手はこちらの微笑みを見て、微笑み返しをしてきます。これで両者の会話OKが成立します。
あとは、軽く会釈をすれば会話がスタートします。
目線は釣り糸
目線というのは釣り糸です。目線を周りに向けて相手が気づきやすいようにするというのは、船の上で魚のいそうなところに釣り糸を垂らし、魚が気づくよう、そして驚かず興味をもつようにすることです。
一方、目線を合わせない人は、船の上で釣り糸を垂らさずに仁王立ちして空を見上げながら「ぜんぜん釣れないなー」と言っている人です。「こんなに一生懸命空を見つめてるのに」と言っている人です。釣れるわけがないのです。
なぜ目をそらすか?
人が目をそらしてしまう一番大きい理由は不安や恐怖など自分のことで頭がいっぱいだからです。
- 不安
- 自分が受け入れられるか怖い
- 自信がない
- 嫌われたらどうしよう
- 何を話せばいいかわからない
- 会話に詰まったらどうしよう
これらは、いざ話しかけられた後の対処法を知らないために感じるものです。
具体的にどう行動すればいいかについては下記をご参考ください。
(参考)話しかけやすい人になり会話が怖くなくなる具体的な行動
怖そうな人からの脱却
話しかけられない人の原因は「目線を合わせない」の他に「怖そうな人」に見られるというのがあります。
怖そうな人の原因は2つです。
- 無表情
- 批判やきつい言葉
怖い原因1|無表情
「最初は怖い人だと思いました」と言われる人にありがちな思い込みに、私の顔って怖いんだ、、でも、生まれ持った顔だからどうしようもできない があります。
そうではありません。原因は無表情です。
無表情をしがちな人な思考は次のとおりです。
真顔の方が人気が出てモテると勘違いしています。真顔の写真をSNSのアイコンにしたり待ち受け画面に設定します。
これはマンガやドラマ、モデルの写真などで真顔でクールな表情をカッコよく見せる演出に洗脳されていることが原因である場合が多いです。
実際、他の人の写真を見るときは、真顔な人を見て「もう少し笑えばいいのに」「なんか怖い」と感じます。
「私の笑顔ってなんんか気持ち悪い、、」と思っています。ですが、笑顔が気持ち悪い人の真顔はもっと気持ち悪いのが現実です。残念ですが、、
無表情と微笑みには天と地ほどの差があります。
怖い原因2|辛口なコメント
無表情でいることの他に、怖い人と思わせる原因がもう1つあります。それは批判やきつい言葉など辛口コメントです。
辛口な人の陥りがちな思考
特にテレビで辛口で人をばっさばっさ切っている人を見て、「ああ、愉快爽快!私もそうなりたい!」と思ってやっている人がいます。
ですが、あなたが憧れるその辛口な人にあなたが会えば、ばっさり切られるのはあなたです。そもそも話しかけるなオーラが出ていて、とても話しかけずらいはずです。
また幼い頃から家や学校などで「嘘をつくな!正直であれ!」と言われ続け洗脳されているのも一つの理由です。
自分が正しいことと相手を優先することは両立しません。相手の気持ちよりも自分の正しさを優先する人は人から嫌われます。
一時的な成功体験による勘違い
みんながなかなか言い出しにくいときに「あなたは間違っています!」「それは正しくありません!」と批判すると、みんなから「よく言ってくれた!」と賛同を得る成功体験をすることがあります。
そこに味を占めて人を批判していると、周りの人はどんどんと離れていきます。
いや、周りに指示してくれる人がいると思う人もいるかもしれませんが、周りの人は「批判の矛先が自分に向いたらどうしよう」と恐怖を感じています。
あなたを慕っているのではなく恐れています。「あの人を敵にまわしたらまずいな。とりあえずご機嫌取っておくか」という気持ちで話しかけられているにすぎません。
これでは永遠に話しかけやすい人にはなりません。
まとめ
話しかけやすい人になることは大きなメリットがあります。そして、話しかけにくい人でいる人生はデメリットだらけです。
話しかけられやすい人になるには、まず話しかけにくい原因を取り除く必要があります。次の行為にメリットは一切ないので、もし無意識にやってしまっている場合はやめるべきです。
話しかけやすい人になるためにはその真逆をやるだけです。
これだけで、あなたはかなり話しかけやすい人になります。