【食費の節約でお金がなくなる!?】糖尿病は貧しい人がなる病気(食べても満腹にならない理由)

健康
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日本の現状

自由に食べれるからこそ危険

日本は戦後の食糧が無かった時期を経て豊かな国へと成長することができました。働けばお金を稼ぐことができ、スーパーやコンビニに行けば食べたいと思ったものをいつでも手に入れることができます。

ですが、自由に食べられるからこそついつい食べ過ぎてしまうという状況に陥ています。

食べ過ぎれば健康を害し、体調が悪くなり、太り重くなっていきます


間違った理想像

日本で成功した人というと、いい店に行ってお酒をガンガン飲んだり、ごちそうをたらふく食べたり、たくさんの人を引き連れてどんちゃん騒ぎを行う人をイメージしがちです。

「稼いだ金は派手に使わなきゃな!」「もっといいもん飲んで上手いもの食べろ!」と言っている人たちです。

ですが、40歳をすぎ年を重ねてくると、こういった人たちが健康を害してバタバタと倒れていきます

仕事のことだけ考えて健康をおろそかにした人の末路です。

貧しい日本

もう一つの勘違いに「日本は成功して豊かな大国だ」というイメージがあります。ですが、今や日本は貧しい国になりつつあります。

例えばひと昔前であれば、タイ、ベトナム、カンボジアなど東南アジアや中国に行けば、安くてたくさん楽しめる状態で、多くの人たちが旅行に出かけていました。

それは日本の経済力が豊かで日本円の価値が高かったため、日本に比べて旅行先の物価が安かったからです。

ですが、今やそれは逆転しつつあります。中国、アメリカ、ヨーロッパの人たちは物価の安さを求めて日本に来るようになっています。

過去に物価が安く貧しいと思っていた中国や東南アジアの立ち位置に今の日本がいます

そしてその貧しい国で蔓延するのが「糖尿病」です。その理由は次の2つから読み取ることができます。

  1. 糖尿病
  2. エンゲル係数

糖尿病

「糖尿病」は良く聞く言葉ですが、なぜよく聞くかというととても危険だからです。

糖尿病とは?

そもそも糖尿病とはどういう状態かというと、体の中の糖を分解できず尿から出さざるおえないという危険な状態です。

糖は適切にエネルギー変われば私たちの味方です。ですが、過剰に摂取しすぎたり分解できなくなってしまうとたちまち極悪な猛毒になります。

その毒を正常に分解できないので、なんとか尿から出しているという状態が糖尿病です。

死に直結する危険な病気で「脳梗塞」「脳溢血」「心筋梗塞」「心不全」などの言葉を聞いたことがあると思いますが、糖尿病はここにつながる入口です。

つまり、糖尿病と診断されるとは死が近づいたということです。


糖尿病患者の数はどれくらい?

それほどまでに危険な糖尿病ですが、今の日本で糖尿病患者(およびその予備軍)は何人に1人でしょうか?

答えは5人に1人です。5人ぐらいの集まりがあったら、一人は糖尿病という状態です。


糖尿病は贅沢病ではない

かつては糖尿病は食事を食べすぎることで発症するため贅沢病と呼ばれていました。

ですが、現代の日本では糖尿病は贅沢病ではありません。現在では糖尿病は貧困層の病気と言われています。

つまり、貧しい国に蔓延するのが糖尿病です。

「貧しい国は食べ物がなくガリガリだから、お腹がポッコリでた糖尿病が発生するのは贅沢病だよ」と思った方は危険です。その考えは既に過去のものです。


エンゲル係数と医療費

エンゲル係数という観点で見ると、日本のエンゲル係数は下がり続けています。それと反比例して上がり続けているものが医療費です。


エンゲル係数とは?

そもそもエンゲル係数とは生活費の中で食費に使った割合のことです。

20万円稼いで18万円食費に使っていたらエンゲル係数はかなり高いです。一方、20万円稼いで食費は6万円に抑えていればエンゲル係数は低いです。


昔はエンゲル係数高い=貧しい

これまでは家計の中で食費に使っている割合が多いと、子供が多くて、食事以外に使えるお金がほとんど残っていない。という家庭を表していました。

つまり、エンゲル係数が高い=貧しいという認識でした。

逆に、エンゲル係数が低ければ、食費以外に遊ぶお金が十分にあるので裕福とみなされていました。

エンゲル係数が低い=裕福という認識です。

日本はエンゲル係数が下がっているので裕福になっていると思ってしまいがちですが、そこにワナがあります。


上がり続ける医療費

エンゲル係数が下がりみんなが裕福になれば、体も心も健康になり医療費は下がるはずです。

ですが医療費が上がり続けているのが日本の現状です。食費の割合が下がっているのに日本人はまったく健康になっていないわけです。

先ほどの糖尿病患者が5人に1人という超高確率で発生しているのも医療費が高い要因の一つです。


食生活が狂っている

糖尿病になる割合とエンゲル係数からわかることは日本人の食生活が狂っているということです。

エンゲル係数が下がっているのは給料が増えて裕福になったからではなく、安いものを食べているからです。

安いものを食べた結果、体調が悪化し医療費が増えています。同じく、安いものを食べた結果、糖尿病患者が増えています


日本の貧困化が進んでいる

そうまでして安いものを食べ続けているかというと、日本が貧しくなっているからです。

「日本が貧しい」と言うと「そんなことない!」という意見と「本当にその通り!」という2つの意見がでてきます。

どういう人たちが言っているかというと、「そんなことない!」という人は日本から出たことのない人がほとんどです。

逆に、海外に住んでいる人や行ったことのある人は「本当にその通り!」と思っています。

つまり、世界目線で客観的に見るても日本はどんどん貧しい国になってきています

point

日本の貧困化が進み安く・粗悪なものを大量に食べるようになっています。

結果として、糖尿病などの死に直結する病気を発症する人の割合が急増しています。



日本人が食べている狂った食事

では、現代の日本人が食べている食べている食事の中で安く・粗悪で病気を促進している食べ物は何かというと、次の6つです。

危険な食事
  1. お菓子
  2. ジュース
  3. 0カロリー飲料
  4. 揚げ物
  5. 米・パスタ・パン
  6. 既製品のサラダ

これらの食べ物がなぜ危険かというと、

  • 体を壊す3つの白い粉(砂糖、白米、小麦粉)
  • 体内のバランスを崩し毒となる人工物
  • 悪玉コレステロールを増殖させるトランス脂肪酸

を含んでいるからです。

糖尿病などの生活習慣病の原因を突き止めることは困難です。なぜなら一つ一つの食べ物にそれぞれ体を壊すものが入っていて、それが何年も蓄積することで発病するためです。

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もっと甘いものが食べたいは勘違い

危険な6つの食品の中でも、お菓子、米・パスタ・パンなどの炭水化物を食べている人にありがちなのが、甘いものを食べたのにまだ糖が食べたいと感じることです。

この理由は大きく2つです。

  1. 糖には依存性がある
  2. ビタミンが不足している

糖には依存性がある

お菓子などの糖分や、白米、パスタ、パンなどの炭水化物を食べると、脳内でドーパミンβエンドルフィンがという快楽物質を発生します。

どちらも人の脳を気持ちよくさせる神経伝達物質です。

麻薬やギャンブル、セックスなども脳内で同じ物質を分泌します。

脳がこの快楽を覚え、ストレスが溜まると「甘いもの食べたい」という依存症へとつながっていきます。

ビタミンが不足している

もう1つは、すでに糖は足りているのに、まだ足りないと脳が錯覚を起こしている状態です。

足りていないと錯覚しているのはビタミンCです。

なぜビタミンCが足りないと甘いものが欲しくなるのかというと、それは太古の昔、甘いものが果物しかなかったためです。

人(ホモサピエンス)はビタミンCが不足すると木になっている果物を探すようにプログラムされているのです。

なので、甘いものがもっと欲しいときは果物などのビタミンCを摂取するとスッと落ち着くようになります。

ですが、脳に知識が足りないために、更に甘いもので空腹感を補おうとしてしまいます。


食べても食べてもまだ足りない

先ほどの「甘いものがもっと食べたい」と同じで、白米やお菓子などたくさん食べているのに、食べてもたべてもまだ食べたりないという人がいます。

それは、栄養素が不足しているからです。

白米や菓子パンは炭水化物やトランス脂肪酸など、ビタミンやミネラルはほとんど入っていません。このため、炭水化物やトランス脂肪酸を大量に摂取しても、体はビタミンやミネラルが足りない状態が続きます。

「ビタミンやミネラルが足りない!もっと急いで補給してくれ!」という指令を出します。ですが知識がないために更に炭水化物やトランス脂肪酸ばかりを含んだものを食べてしまい、食べても食べてもお腹が満たされないという状態になります。


知識は大事

菓子パンや安いお弁当を食べても、お腹が満たされないので更に菓子パンや安いお弁当を食べます

ですが、お腹が満たされないのは栄養が足りていないからです。

栄養が足りていないのは知識が無いからです。

寿命と健康寿命

「寿命」という言葉を聞くと、生まれてから死ぬまでを想像します。そして「80や90歳まで生きれたらなー」という考えを持ちます。

実際に日本は長寿大国で女性の平均寿命が88歳、男性の平均寿命が82歳です。80歳以上生きるというのが平均です。

ですが、長く生きている人が健康で普通の暮らしをしているわけではありません

慢性的な疲労、怠さ、痛みを全身に感じて、歩くこともままならず、ずっと家で座っている。1週間の中でやるメインの行動は薬を飲み病院に行くこと。あるいは、病院のベッドの上で管につながれたまま命を長らえている。

平均寿命80歳越えの中にはそういった不健康な人たちがたくさん含まれています

「寿命」にはもう一つ「健康寿命」という言葉があります。これは人が健康な暮らしを送ることができる命の長さです。

日本は平均の「健康寿命」が「寿命」よりも約10年短いです。つまり、平均寿命が80歳といっても、実際に普通の暮らしができるのは70歳までです。

▼(厚生労働省)平均寿命と健康寿命の差

厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000637189.pdf


食費の節約でお金が減っていく理由

知識がなく菓子パンや安いお弁当を食べ続けるから体を壊します。そして医療費に大金を払うことになります

日本人が食費にかけているお金(エンゲル係数)が下がっているのに、医療費が増加し続けているのは、決して体にいいものを食べて健康的な生活を送っているからではありません。

体に悪い安いものを食べて健康を損なっているからです。

つまり、食費を節約して安くて体に悪いものを食べ続けると、体調を壊し、病院に行ったり薬を飲んだりすることになります。

結果として、節約した食費以上に医療費にお金を払うことになります。

豆知識

お金持ちとは、ただお金をたくさん持っているだけではありません。お金の正しい使い道を知っている人たちです。


 

安くて簡単に手に入る健康な食事

健康になるにはお金持ちになるしかないのか?貧しい人は健康になれないのか?というとそうではありません。

日本には、安くて悪いものと同じくらい、安くて健康にいいものが身の回りに溢れています。どれも手軽に手に入るものばかりです。

健康になるために、高級ジムでパーソナルトレーナーと契約する必要も、高級なサプリを買う必要もありません。

大切なのは「知識」です。それを知っているかどうかで人生は大きく変わります。

詳しく知りたい方は下記をご参考ください。


また、ご飯を1日3食食べているという方は、1日2食に変えることでより健康になることができます。


参考


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