【Stable Diffusion】Embeddingとは何か?意味やオススメのエンベディングEasyNegativeやFlower Style TIの使い方を実例で解説。注意点と相性(インストール,簡単,わかりやすい)

Stable diffusion stability ai |Photoone(フォトーン) stable diffusion

Stable Diffusionのプロンプトを記述するときに、「EasyNegativeV2」などの日常的には使わないキーワードが記述されているときがあります。

そういったとき、Embeddingが使われていることがほとんどです。ここでは、Embeddingとは何か?やEmbeddingの使い方を実例で解説しています。


Embeddingとは何か?

Embeddingとは「埋め込み」という意味です。エンベディングと読みます。

プログラミングやWEBの正解でよく使われる用語です。例えば、WEBサイトにYoutubeやSNSなどのコードを追加(埋め込む)ことをEmbed(エンベッド)と言います。

Stable DiffusionにおけるEmbeddingとは、プロンプトに記述するキーワード(トークン)をまとめたものです。

簡単に言うと、画像生成の際に指定するキーワードの塊を1つのキーワードで記述できるものです。

Embeddingを使わずにプロンプトを指定すると、例えば、negative promptは以下のように記述したりします。

negative prompt
score_1,score_2,score_3,score_4,score_5,score_6,source_furry,source_pony,bad anatomy,bad hands,skinny,muscular,rough sketch,lineart,monochrome,greyscale,photo,hyperrealistic,realistic,3d,leotard,lowres,old,early,ugly,bad,text,error,fewer,extra,missing,worst quality,jpeg artifacts,drill hair,bad quality,watermark,unfinished,text background,displeasing,chromatic aberration,signature,extra digits,artistic error,username,scan,abstract,artist logo,artist name,blurry,jacket,twintails,

これをEmbeggindを使えば簡単に記述することができます。

negative prompt
EasyNegativeV2



Embeddingはどこにあるか?

EmbeddingはCIVITAやHagging faceなどに様々なものがアップロードされており、ファイルをダウンロードすることができます。

例えばCIVITAIには1000以上のEmbeddingがアップロードされています。


Embeddingの場合、左上に「Embedding」と書いてあります。


ちなみに、negative embeddingのみだと75ファイルがアップロードされていました。



Embeddingの注意点

注意点 ①適用する場所

Embeddingにはpromtに適用するものと、negative promtに適用するものの2種類があります

例えば、EasyNegativeはnegative promptに記述するものです。

間違って違う場所に記述すると逆効果になるので、Embeddingを使用する際は注意してください。


注意点 ②相性がある

Embeddingを使う際は、Embeddingのキーワードをプロンプトに追加しておけばOKというわけではありません。

Embeddingとチェックポイントの相性があります

例えば、「EasyNegative」というEmbeddingはアニメ系の画像を生成するときに強力な効果を発揮しますが、実写系だといまいち弱いといった弱点があります。

そういった場合は、追加でプロンプトを補うか、キーワードを1つ1つ入力することで対処します


実例1:EasyNegative

例として、アニメ系と実写系のチェックポイントを使って、全く同じプロンプトで画像を生成すると以下のようになります。

EasyNegativeは実写系の目が苦手です。


実例2:Flower Style TI

Flower Style TIは生成する画像に花を添えてくれるEmbeddingです。特に背景画像をオシャレにしてくれます。被写体にも花の要素が追加されます。

しかし、これもアニメ系では機能しやすく、実写では機能しにくいという特徴があります。以下の2枚はまったく同じプロンプトでチェックポイントを変えて生成した画像です。


アニメ系は「ふらわ~」という感じですが、実写になると「背景に少しは花があるかな?」という程度になります。全く花の要素がない画像が生成されたりもします。


Embeddingの使い方 ①EasyNegative

以下ではEmbeddingを実際に使う例として、EasyNegativeとFlower Style TIを紹介します。せっかくなので、片方はHagging Face、もう一方はCIVITAIというそれぞれ別のサイトからダウンロードする方法で解説します。

まずは、Embeddingの中でも王道中の王道「EasyNegative」のインストールと使い方です。


EasyNegativeとは何か?

EasyNegative(イージーネガティブ)とはその名の通り、超簡単に優秀なnegative promptを入れてくれるEmbeddingです。

使い方はとても簡単でEmbeddingをインストール後に、negative promptに「EasyNegative」(バージョン2の場合は「EasyNegativev2」)と記載するのみです。


この記述で、大量の生成したくないキーワードを指定した状態と同じになります。


ファイルのダウンロード

EasyNegativeはバージョン2が出ているので、ここではEasyNegativeのバージョン2(EasyNegativeV2)の使い方を解説します。

まず、Hagging FaceのCounterfeit-V3.0のページにアクセスします。

なおCounterfeitとはアニメ系の美少女画像を生成するのに特化したモデルです。このファイル群の中の1つとしてEasyNegativeV2がダウンロードできるようになっています。

「Files and versions」のタブをクリックしたら「embedding」に進みます。


「EasyNegativeV2.safetensors」というファイルがあるので、これをクリックします。



「download」をクリックします。

ファイルサイズは49KBしかないので、チェックポイントなどに比べてすぐにダウンロードできます。


Embeddingフォルダに移動

次にダウンロードしたファイルをローカルのEmbeddingのフォルダに移動します。フォルダは「stable-diffusion > stable-diffusion-webui > embeddings」にあります。

※Modelsフォルダの中ではありません。


Stable Diffusionを起動 or リロードする

Stable Diffusionを起動します。

既に起動済みの場合は「Textual Inversion」のタブに入り、リロードアイコンをクリックします。

すると先ほど追加したEmbeddingが表示されます。



トークンをネガティブプロンプトに追加する

「Textual Inversion」のタブに表示された使用したいEmbeddingをクリックします。

すると「EasyNegativeV2」というキーワードが選択しているプロンプトに追加されます。

EasyNegativeはnegative promptで使用するものなので、もし以下のようにプロンプトに追加された場合は、「negative prompt」にコピペします。


 ↓ negative promptで使用します。

以上でEmbeddingを使用する準備は完了です。


画像を生成する

EasyNegativeV2を使って実際に画像を生成してみます。

negative promptには「EasyNegativeV2」しか記載していませんが、かなり質のいい画像が生成されます。



EasyNegativeを使わないとどうなるか?

ちなみに、同じプロンプトでEasyNegativeV2を使わない場合は以下のような画像になります。


目に違和感があったり、手が3本あったりとかなり残念な画像になります。いいかにEasyNegativeがいい仕事をしてくれているかということがわかります。








Embeddingの使い方 ②Flower Style TI

Flower Style TIというEmbeddingを実際に使う方法を解説します。これは生成する画像に花を添えるものです。


ファイルのダウンロード

CIVITAIでFlower Style TIのページにアクセスします。

右上にダウンロードボタンがあるのでクリックします。※ダウンロード前にライセンスを確認してください。


Embeddingフォルダに移動

次にダウンロードしたファイルをEmbeddingのフォルダに移動します。フォルダは「stable-diffusion > stable-diffusion-webui > embeddings」にあります。

※Modelsフォルダの中ではありません。


Stable Diffusionを起動 or リロードする

Stable Diffusionを起動します。

既に起動済みの場合は「Textual Inversion」のタブに入り、リロードアイコンをクリックします。

すると先ほど追加したEmbeddingが表示されます。


Embeddingのトークンをプロンプトに追加する

「Textual Inversion」のタブに表示された使用したいEmbeddingをクリックします。

すると「flower_style」というキーワードがプロンプトに追加されます。


以上でEmbeddingを使用する準備は完了です。


画像を生成する

Embeddingを使用して画像を生成すると以下のようになります。

かなりしっかりと花の要素が追加されていることがわかります。




Flower Style TIを使わないとどうなるか?

ちなみに、同じプロンプトでFlower Style TIを使わないと以下のような画像になります。


背景が暗い感じになり、花のゴージャス感が消えます。Embeddingの効果はすごいですね。








コメント

タイトルとURLをコピーしました