WEBスクレイピングのために、EC2でseleniumを動かすための準備として、
実行コマンドの内容確認のためchromeインストール部のみ切り出しています。
(前提:sshでEC2インスタンスに接続済み)
chromeインストール用のシェルスクリプトのダウンロードと実行
#この1文でEC2へのchromeインストールが完了
curl https://intoli.com/install-google-chrome.sh | bash
Complete! <-インストール成功
Successfully installed Google Chrome!
#ファイル名を変更
sudo mv /usr/bin/google-chrome-stable /usr/bin/google-chrome
#バージョンの確認
google-chrome --version && which google-chrome
Google Chrome 83.0.4103.61 <- --versionの実行結果
/usr/bin/google-chrome <- whichの実行結果
以下は各コマンドの解説です。
1.curlコマンド
・ファイルのダウンロードやアップロードができる。
・UserAgentを指定してアクセスできる
・cookieを使用してアクセスできる
▼wgetコマンドとの違い
どちらもファイルのダウンロードやアップロードができる。wget
└ リンクを辿れる。指定した拡張子に該当するファイルをDLできる。curl
└ 対応しているプロトコルが多い。ユーザー認証、プロキシの指定、SSL認証などができる。
2.シェルスクリプト
拡張子「.sh」
└ シェルスクリプト
└ シェルへの命令が書かれたテキストファイル
- シェル:PC上で処理を実行するプログラム(コマンドプロンプト、gitbashなど)
intoli.com
└ USのWEBデータ分析系コンサル会社のサイト
USのいち企業がlinux上にchromeをインストールできるシェルスクリプトを作成して無料配布してくれている。
>詳細:https://intoli.com/blog/installing-google-chrome-on-centos/
3.|bash
|(パイプ)
└ コマンドをつなげる。
└ 前に実行した内容に対して処理を行う。
bash
└ バッシュ:シェルスクリプトの一種
└ バッシュで書かれたシェルスクリプトを実行するコマンド
4.whichコマンド
which コマンド名
└ 実行コマンドのフルパスを表示
まとめ
curl https://intoli.com/install-google-chrome.sh | bash
⇛ 指定したURL先のシェルスクリプトをダウンロード(curl)して、実行(bash)している。