AWSのEC2サーバーにアクセスするコマンドについてです。
3つのコマンドラインで簡単に接続できます。接続する際の、プライベートキーへのアクセス権限の変更方法やSSH接続について解説しています。
前提条件
- AWSでEC2のインスタンス作成済み
- プライベートキー(.pemファイル)をローカルに保存
- ユーザー名はデフォルト(ec2-user)
コマンド
bashやターミナルを起動して以下を実行します。
※[ ]は各自の設定に合わせて入力してください。(入力時は[ ]不要)
#EC2のプライベートキーがあるフォルダに移動
$ cd [*.pemのあるフォルダへのパス]
#アクセス権変更(初回のみ)
$ chmod 400 [pemファイル名].pem
#Linuxインスタンスに接続
$ ssh -i "[pemファイル名].pem" ec2-user@[パブリックIPアドレス]
以下が表示され接続完了。
Last login: ~
__| __|_ )
_| ( / Amazon Linux 2 AMI
___|\___|___|
Amazon Linux 2
[ec2-user@パブリックIPアドレス ~]$
パブリックIPアドレスの確認方法
AWSのEC2にログインし、接続したいインスタンスの「パブリックIPアドレス」をコピー。(例:12.168.230.18)
chmodコマンドとは?
- Linuxのコマンド
- パーミッション(権限)の設定に使う
- 基本構文「chmod アクセス権限 ファイル名」
- chomod 400の意味
- 所有者にのみ読み込み権限を与える
- windowsのpowershellでは使えない
chmodはchange mode(モードを変更する)という意味です。
sshコマンドとは?
- Linuxのコマンド
- リモートサーバーにsshでログインする
- ssh:暗号化通信のためのプロトコル
- キーの認証など安全性が求められる接続に使う
- 基本構文「ssh オプション ホスト名 コマンド」
- 「-i」秘密鍵ファイルの指定
- $ ssh -i [秘密鍵ファイルパス] [ホスト名]@[IPアドレス]
SSHについてはこちらをご参考ください。