やAffinity Designerを使っていると、ツールを持ち替えるのがとても面倒で手間だと感じることがあります。
例えば、図形ツールを使った後に移動ツールに移動する。テキスト入力した後に、移動ツールで移動し、その後でまたテキストを編集するときなど。
カーソルを画面の左端に移動してはクリックして持ち替えて、、としてしまいがちですが、実はキーを一つクリックするだけでツールの持ち替えができるショートカットコマンドが用意されています。
これを使うとツールの持ち替えが超簡単になります。Affinity Photoと共通のツールに関しては、同じコマンドで持ち替えることができます。
主要ツール選択のショートカットコマンド一覧
デフォルトで表示されている主要ツールのショートカットコマンドは以下になります。
レイヤがー選択されていない状態で、コマンドキーをクリックすると、ツールが持ち替わります。
アイコン | ツール名 | ショートカットコマンド |
---|---|---|
![]() | 移動ツール | v |
![]() | 表示ツール | h |
![]() | 図形ツール | m Mをクリックする度に、ツールバーに表示されている図形が切り替わります。 |
![]() | テキストツール | t 「フレームテキストツール」か「アーティスティックテキストツール」どちらか選択中のものに切り替わります。 |
![]() | 塗りつぶしツール | g |
![]() | ノードツール | a |
![]() | コーナーツール | c |
![]() | 輪郭ツール | o |
![]() | ペンツール | p |
![]() | 鉛筆ツール | n |
![]() | ベクターブラシツール | b |
![]() | 透明度ツール | y |
![]() | カラーピッカーツール | i |
![]() | ズームツール | z |
ツールの表示をカスタマイズする方法
Affinity DesignerやAffinity Photoを開いたときに表示される、左端カラムのツールの中身は変更することができます。
上部メニューの「表示」→「ツールをカスタマイズ」を選択します。

すると、選択できるツールの一覧が表示されます。追加したいツールを選択して、左カラムの追加したい場所にドラッグすればOKです。

例として、猫の図形を一番上に挿入してみました。

削除したいときは、ドラッグして、左端のツールから外せばOKです。
なお、この画面でツールの並べ替えや、表示する列数の変更もできます。列数の変更は、一番下の「列」のプルダウンから数値を選択します。

「閉じる」をクリックすれば変更が反映されます。
「表示ツール」を一番上にし、3列表示にした場合は以下のようになります。

よく使うツールや図形などを表示しておけばショートカットでサクッと移動できます。