【サーバー移管】サブドメイン運用サイトの注意点|ネームサーバー/DNSの変更(403エラー, Internal Server Error)

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Lolipop(ロリポップ)からXserver(エックスサーバー)へのサーバーを移管など、旧サーバーから新サーバーへのWEBサイトの移管作業において、サブドメインで運用しているWEBサイトがある場合に、403エラーやInternal Server Error(500エラー)が表示されることがあります。

ここではその原因と対処法をまとめています。


なお、私は元々Lolipopで運用していたのですが、数年間運用することでLolipopの重大な問題が発覚したために、いろいろと調べて、Xserverに移管することにしました。

移管に至った経緯や、XserverとConoha Wingの比較などについては下記をご参考ください。Xserverの料金が1万円引きになるリンクも紹介しています(私の場合これが最終的な決め手でした)


サーバー移管時のサブドメイン運用サイトの注意点

サーバー移管時に通常のドメイン以外にサブドメインで運用しているWEBサイトがある場合は以下の点に注意が必要です。

注意点

サブドメインのWEBサイトの移管が完了していない状態で、メインのドメインのネームサーバーを変更すると、サブドメインのページが表示されなくなる


メインのドメインの移管は完了しているけれど、サブドメインの移管は完了していない場合、以下のような4034エラーや500エラーが発生します。


▼500エラー



▼403エラー


サブドメインとは何か?

サブドメインとは、「xxx.prograshi.com」のようにメインのドメイン「prograshi.com」の上に「〇〇.」がついたドメインのことです。

「prograshi.com/xxx」のようにディレクトリ配下に別のWEBサイトをインストールすることもできますが、その場合は上位の「prograshi.com」の中の一部とみなされてファビコンなどが上位のサイトに統一されてしまいます。

サブドメインを作成して「xxx.prograshi.com」とすることで「prograshi.com」とは全く別のWEBサイトとして作成することができます。



なぜサブドメインのサイトが表示されなくなるのか?

サブドメインはメインのドメインと完全に別のWEBサイトを作れる便利なものです。

しかし、サブドメイン自体はあくまでメインのドメインから派生しています。

このため、メインのドメインのネームサーバーを旧サーバーから新サーバーに変更すれば、当然、サブドメインのネームサーバーにその変更が適用されます。

そのときに、新しいサーバーにサブドメインの移管処理が完了してなければ、当然、WEBサイトが存在しないので403や500エラーが発生することになります。



サブドメインの移管は何をしなければいけないか?

サブドメインを旧サーバーから新サーバーに移管するには以下の手順を踏む必要があります。

サブドメインの移管でやること
  1. メインのドメインを登録しSSL化
  2. サブドメインの作成
  3. FTPソフトでファイルを移管
  4. データベースの作成と移管
  5. wp-config.phpの修正(データーベース接続情報の変更)


サーバーの移管方法の詳細については下記でイメージ図付きの実例で細かく解説しています。

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