EC2でサーバーを立てるときに、httpdというプログラムを使ったのでその意味と基本コマンドを確認。
httpdとは
WEB用の常駐サーバー
└ Hypertext Transfer Protocol Daemonの略
見慣れない最後の「d」はデーモン(Daemon=常駐プログラム)の意味。
WEBサーバーにはいくつか種類があるが、有名どころは「Appach」「nignx」「IIS」
httpdの基本コマンド
ネットで調べていると2つのコマンドが混在。それぞれでhttpdの起動など同じプログラムがある。
①systemctlコマンド
②serviceコマンド
serviceとsystemctlの違い
どちらもLinuxのディストリビューションの一つであるCentOSで使われるコマンド。
古いのが①service。新しくできたのが②systemctl。
ディストリビューションやCentOSについては「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典がわかりやすい。
systemctlコマンド
systemctl = system controlの略
//WEBサーバー起動
systemctl start httpd
//WEBサーバー停止
systemctl stop httpd
//WEBサーバー再起動
systemctl restart httpd
//ステータス確認
systemctl status httpd
//自動起動有効化
systemctl enable httpd
//自動起動が有効か確認
systemctl is-enabled httpd
//自動起動停止
systemctl disable httpd
AWSを使う場合、ステータスの確認(status, is-enabled)以外は冒頭にsudoが必要。
serviceコマンド
サイトによっては使われているので念のため、、
service httpd status
service httpd start
service httpd stop
service httpd restart
systemctlとserviceには明確な違いが。調べておいてよかった。
(補足)centOSとは
- 無償のLinuxディストリビューションの一つ
- Community Enterprise Operating Systemの略
- Red Hat Enterprise Linux(RHEL)と完全互換を目指している
- 最新バージョンCentOS 8(2019/9/24~)
- serviceコマンド:CentOS 6 (2011/7/9~)
- systemctlコマンド:CentOS 7 (2014/7/7~)