Twilioとは何か?主な機能とできること
Twilioは、Webアプリケーションやモバイルアプリに、電話、SMS、ビデオ通話などのコミュニケーション機能を簡単に組み込むことができるクラウドコミュニケーションプラットフォームです。
Twilioを使うと次のようなことができます。
今回はTwilioのSMS送信機能を使用します。
TwilioのSMS送信料金
TwilioでSMSを送信する場合にかかる料金は以下のようになっています。
電話番号の種類 | SMS送信料金 | 目安(円) |
---|---|---|
国際電話番号 | $0.0840 | 13.4円 |
国内番号 | $0.12 | 19.2円 |
送信失敗 | $0.001 | 0.16円 |
1通あたりやすくても約13円からとなっています。
文字数は1通あたり160文字です。超える場合は分割して送信されます(※絵文字を使った場合は70文字)
なお、電話番号の利用料として、月1ドルがかかります。
料金比較(エキスパの料金)
フォーム系のサービスであるエキスパもSMS送信に対応しています。1通あたりの料金は以下のようになっています。
50文字以内であれば業界最安値の7.7円です。140文字の場合は23.1円なので、Twilioよりも安くなります。(Twilioは約26.8円)
文字数制限について
1通160文字(超える場合は153文字)
Twilioの文字数制限は1通あたり160文字です。ただし、160文字を超える場合は153文字で分割されます。
例えば、161 文字のメッセージは、153 文字のメッセージと 8 文字のメッセージの 2 つとして送信されます。
絵文字は1通70文字(超える場合は67文字)
中国語の文字や絵文字などのGSM-7 以外の文字を含める場合、それらのメッセージはUCS-2エンコードを使用して送信する必要があります。
1つ以上の UCS-2 文字を含むメッセージには、セグメント化されていない単一のメッセージに最大 70 文字を含めることができます。70 文字を超える UCS-2 メッセージは、67 文字のセグメントに分割されます。
(参考)Twilioの文字数制限
注意点
Twilioを利用するためには、企業である必要があります。
法人の登記簿謄本(履歴事項全部証明書)や免許証などの資料を提出する必要があります。
サクッと利用できるわけではないので注意が必要です。
Twilioの開始(15.5ドル分)
アカウントの開設
Twilioのサイトにアクセスし「無料トライアル」をクリックします。
ユーザー情報を入力します。
電話番号での認証が必要なため、電話番号を入力します。
SMSにコードが届くので入力します。
リカバリーコードを保存しておきます。
トライアルとして15.5ドル(約2400円分)が付与されています。
電話番号の取得
SMS通知をするために電話番号を取得します。
「電話番号を取得する」をクリックします。
「トライアル電話番号を取得する」をクリックします。
すぐに、お試しの電話番号が取得できます。
SMSをテスト送信します。
番号やメッセージを入力して「SMSを送信」をクリックします。
※トライアルアカウント:テスト SMS は、事前に確認された最大 5 人の受信者にのみ送信できます。現地の通信事業者の制限が適用される場合があります。
SMSの送信に失敗しました:エラーコード「21608」
トライアルの状態で、送信先の電話番号に仮想電話(Virtual Phone )以外を指定すると次のようなエラーが発生します。
(参考)Twilio エラー:21608
サービス名の指定
「次へ」をクリックするとサービス名を指定することができます。
入力したら「保存」をクリックします。
「次へ」をクリックします。
日本のキャリア登録をする
デフォルトでは、仮想電話のみが送信可能な宛先となっています。
日本の電話番号宛てにメッセージを送信するにはキャリア登録をする必要があります。
「▲日本」をクリックし、「キャリア登録を開始する」をクリックします。