【GAS】スプレッドシートのタイムゾーンを変更・取得する方法を実例で解説｜timezoneの一覧リスト（AppScript）

Google App Script（GAS）を使ってスプレッドシートを新規作成すると、デフォルトのタイムゾーンは「（GMT +09:00) TOKYO 」になります。

このタイムゾーンをGAS経由で取得したり変更する方法を実例で解説しています。

デフォルトの状態

初めにデフォルトの状態を見ておきます。

SpreadsheetApp.createを使ってスプレッドシートを新規作成します。

SpreadsheetApp.create('スプレッドシートの名前')

作成したスプレッドシートの設定を確認すると、タイムゾーンが「（GMT +09:00) TOKYO 」になっています。

現在のタイムゾーンを取得する｜getSpreadsheetTimeZone

現在のスプレッドシートに設定されているタイムゾーンを取得するにはgetSpreadsheetTimeZoneメソッドを使います。

getSpreadsheetTimeZone()

実例

function setSpreadsheet() {
  const ssid = "スプレッドシートのID";
  const ss = SpreadsheetApp.openById(ssid);

  const ssTimeZone = ss.getSpreadsheetTimeZone();
  console.log(ssTimeZone);
}

実行結果は以下のようになります。

Asia/Tokyo

タイムゾーンを変更する方法

スプレッドシートのタイムゾーンを変更するにはsetSpreadsheetTimeZoneメソッドを使います。

setSpreadsheetTimeZone(タイムゾーン)

日本の場合は('Asia/Tokyo')、アメリカ合衆国のニューヨークの場合は('America/New_York')を指定します。

実例

function setSpreadsheet() {
  const ssid = "スプレッドシートのID";
  const ss = SpreadsheetApp.openById(ssid);
  
  ss.setSpreadsheetTimeZone('America/New_York'); //ニューヨーク時間を指定

  const ssTimeZone = ss.getSpreadsheetTimeZone();
  console.log(ssTimeZone);
}

タイムゾーンの一覧

タイムゾーンは以下になります。

参考

• AppScript > Class Spreadsheet > setSpreadsheetTimeZone( timezone )