LINE公式アカウントには、複数の商品や情報をカード形式で並べて表示できる「カードタイプメッセージ」という機能があります。
視覚的に訴求力があり、ユーザーの興味を引きつけやすいこの機能ですが、カードの追加や複製、さらには「もっと見る」ボタンの設定など、より詳細な操作方法を知りたい方も多いのではないでしょうか?
この記事では、カードタイプメッセージの基本から、実践的な設定方法までをわかりやすく解説しています。
カードタイプメッセージとは何か?
LINE公式アカウントのカードタイプメッセージとは、複数の商品やコンテンツを、まるでカードのように並べて表示できる機能です。
本物のカタログを見ているような感覚で、ユーザーは左右にスワイプしながら、様々な情報を見ることができます。
各カードにリンクなどのアクションを設定することもできます。
画像とラベルのみにすることもできます。
カードタイプメッセージのメリット
カードタイプメッセージを使うメリットは次のようなものがあります。
- 視覚的に魅力的
画像とテキストを組み合わせたカード形式で、商品やサービスをより魅力的にアピールできます。 - 複数の情報を一度に提示
複数の商品やコンテンツを1つのメッセージにまとめられるため、ユーザーの時間を節約できます。 - ユーザーの興味を引きつけやすい
左右にスワイプするインタラクティブな要素が、ユーザーの興味を引きつけます。 - クリック率向上
各カードにリンクを設定することで、特定のページへ誘導し、クリック率向上に
繋がります。
カードタイプメッセージの活用例
カードタイプメッセージの活用方法は様々ですが、例えば次のような使い方があります。
- 商品紹介: 新商品や人気商品を複数枚のカードで紹介
- キャンペーン告知: 複数のキャンペーンを同時に告知
- メニュー紹介: 飲食店のメニューを画像付きで紹介
- スタッフ紹介: 複数のスタッフを紹介
カードタイプメッセージとリッチメッセージの違い
画像とアクションを設定するメッセージには「カードタイプメッセージ」の他に「リッチメッセージ」があります。
それぞれの違いは以下の通りです。
リッチカードメッセージの詳細は下記をご参考ください。
カードタイプメッセージの作成方法
LINE公式アカウントマネージャーに入り「メッセージアイテム > カードタイプメッセージ」を選択します。
デフォルトでは何も作成されていません。「メッセージを作成」をクリックします。
タイトルの設定
まずはタイトルを設定します。このタイトルはプッシュ通知やチャットリストに表示されます(※ユーザーの画面に表示されます)
最大文字数は100文字です。
カードタイプの選択
続いてカードタイプを選択します。
カードタイプには次の4つがあります。
プロダクト
プロダクトは次のようになっています。
タグの設定
まずはタグ名を指定して、タグのカラーを選択します。
指定した内容がカードの左上に表示されます。
画像の枚数を指定する
次に写真の設定をします。写真は1~3枚で指定することができます。
指定した枚数で画像の部分が分割されます。
画像を指定する
続いて画像を選択します。画像はセクション毎に選択することができます。
↓ 画像を選択
カードのタイトル
次にカードのタイトルを入力します。
説明文の設定
続いて説明文を設定します。
なお、チェックを外すと説明文を非表示にすることができます。
価格の設定
次に価格を設定します。単位と金額を入力します。
チェックを外せば非表示にできます。
アクションの設定
次にアクションを設定します。
選択できるアクションは次の5つです。
URLを選択した場合の例は以下のようになります。
↓
アクションは最大2つ設定できる
なお、アクションは最大2つ設定することができます。
「アクション2」にチェックを入れて設定すれば完了です。
↓
2枚目のカードを追加する
カードは複数設定することができます。
上部の「カードを追加」ボタンをクリックします。すると、同じカードタイプのカードが自動で追加されます。
カードを複製する
既に作成したカードが表示されている状態で複製アイコンをクリックすると、同じ内容のカードを追加することができます。
もっと見るカードを追加する
通常のカードの他に「もっと見る」カードを追加することもできます。
右上の「もっと見るカードを追加」をクリックします。
表示名やアクションのタイプを指定することができます。
↓
なお、表示内容はシンプルなテキストのみ以外に、写真を選択することもできます。
カードを削除する
追加したカードを削除したいときは右上の✕アイコンをクリックします。
保存する
カードが作成できたら「保存」をクリックします。
配信オプションが表示されたら完了です。