touchコマンドは指定したパスとファイル名で新たにファイルを作成するコマンドです。
では、既存ファイルに対して、touchを実行してしまった場合、元のファイルは上書きされて消えてしまうのでしょうか?
答えはNoです。
既存ファイルがある場合は、なにもしません。ファイルの中身も上書きされることなくそのままです。
安心ですね。
既存ファイルにtouchコマンドを使った実例
実際のテスト結果は以下になります。
#ファイルを作成
$ touch ~/desktop/test.txt
#ファイルにテキストを書き込む
$ echo "デスクトップにtext.txtを作成しました" >> ~/desktop/test.txt
#ファイルの中身を確認
$ cat ~/desktop/test.txt
デスクトップにtext.txtを作成しました
#!2回目のtouchを実行!
$ touch ~/desktop/test.txt
#ファイルの中身を確認
$ cat ~/desktop/test.txt
デスクトップにtext.txtを作成しました
touchを2回実行したあとも、ファイルの中身は変化せずそのままです。
以上です。