Pythonで改行を含む文字列・テキストを変数に代入する方法について実例で解説しています。
複数行のテキストを変数に代入する方法
三連引用符を使うと、複数行の文字列などを一塊の文字列として扱うことができます。
書き方
'''改行ありのコード'''
└ 3点のクオテーションで囲む
└ ”’の直後に改行すると、出力も改行される。
実例
a='''
こんにちは、
今日はいい天気です。
そちらの天気はどうですか?
'''
print(type(a))
print(a)
#出力
<class 'str'>
こんにちは、
今日はいい天気です。
そちらの天気はどうですか?
指定した行のみ改行しない
バックスラッシュを使うと、改行をエスケープすることができます。
例えば、一番上の空白行と下から2番目の行で改行したくない場合は次のように記述します。
a='''\
こんにちは、
今日はいい天気です。\
そちらの天気はどうですか?
'''
print(a)
#出力
こんにちは、
今日はいい天気です。そちらの天気はどうですか?
(応用編)関数を含んだ変数を実行する方法
exec関数の引数に、三連引用符を使って関数を含んだ処理を代入した変数指定すると、定義した関数処理を実行することができます。
a ='''
#関数定義
def hello_func(name):
print(f'こんにちは{name}さん')
#関数実行
name="Todoroki"
hello_func(name)
'''
exec(a)
#出力
こんにちはTodorokiさん