県外や管轄地外の人から車を譲ってもらったときには名義変更をする必要があります。その時はナンバープレートも交換する必要があります。
また、既に持っている車のナンバープレートや譲ってもらった車が同じ管轄地だけどナンバープレートを変更したいといった場合もあります。
他には、ダサい黄色のプレートからオリンピックのように期間限定のスペシャルデザインのナンバープレート交換したいといった要望を持っている人もいます。
これらはいずれも可能です。
ここでは軽自動車の名義変更とナンバープレートの交換方法について、何が必要かをまとめています。
軽自動車の名義変更やナンバープレートの交換は思っている以上に安上がり、短時間、簡単にできるので、ドライブがてら交換をすると経費節約になります。
代理で頼むより、ドライブを楽しみながら浮いたお金で優雅なランチを食べる方が素敵な一日になります。
普通乗用車と軽自動車では名義変更やナンバープレートを交換する場所と方法が異なります。
普通乗用車の場合は運輸局の自動車検査登録事務所というところで行いますが、軽自動車の場合は居住地を管轄している軽自動車検査協会で行います。
行く場所を間違えないように事前に確認しておくことをお勧めします。
なお、軽自動車の場合は処理の手続きが普通乗用車に比べて”かなり”簡単です。
県外の人からもらった車ではなく、同じ管轄地の車の名義変更する場合は、ナンバープレートの交換は必要ありません(ナンバープレートを新しく交換することも可能です。交換方法は後述します)
必要書類をもっていき、指示に従って書類を記入し提出すれば完了です。
所要時間は20分程度(長くても40分程度)、料金は無料です。
車の車検証とマイナンバーのついていない住民票のたったの2枚だけ持っていけば事足ります。
受付に行って「名義変更をしたいのですが」と訊ねれば、必要書類と書き方の見本を手渡してくれます。
記入した書類を提出し、登録完了まで待機すれば、申込書控えをくれます。
なお、住民票は戻ってこないのでそのつもりで。
他県の方から車を譲り受けた場合など、管轄地外のナンバーの車の名義変更をする場合は、ナンバープレートの交換も必要になります。
所要時間は30分程度(長くても1時間程度)、料金は1500~1900円(都道府県によって異なります)です。
※ナンバーを指定する場合は事前予約が必要です。詳細は「ナンバープレートを交換する ※希望ナンバープレート」章をご参考ください。
家でナンバープレートを外して別の車で持参してもいいですし、ナンバーを交換する車で乗り付けるのでもどちらでも問題ありません。
当然ですが、前後両方とも持っていきます。
ナンバープレートを外すときは六角レンチかプラスドライバーが必要になります。
軽自動車検査協会に名義変更をする車で乗り付けて、受付での人に言えばドライバーを貸してくれます。
ナンバープレートと必要書類を持って受付に行き「名義変更をしたいのですが」と訊ねれば、必要書類と書き方の見本を手渡してくれます。
書類を提出し、最後に新しいナンバープレートを受け取ったら処理は完了です。
乗ってきた車のナンバープレートを外した場合は、新しいものを取りつければ完了です。
1枚しかない!と思っても焦らずに、薄いプレートが2枚重なっています。
他県の方から譲り受けた場合など、管轄地が異なる場合は既に支払い済みの市役所役場に納税通知書の差し止め依頼をする必要があります。
これをしないと前の持ち主のところに納税通知書が送付されてしまう可能性があるためです。
方法は市町村役場によって異なります。
前の管轄地の市町村役場に電話して「他県で名義変更をしたので納税通知書の差し止めをしたい」と言えばやり方を教えてくれます。
基本的には出向く必要はありません。名義変更届け出書の控えをコピーして郵送するかFAXすれば完了です。
同じ管轄地の方から車を譲ってもらったけどナンバープレートの番号は変えておきたいという人は、ナンバープレートの交換ができます。
所要時間は30分程度(長くても1時間程度)、料金はナンバープレート代の1500~1900円(都道府県によって異なります)のみです。
家でナンバープレートを外して別の車で持参してもいいですし、ナンバーを交換する車で乗り付けるのでもどちらでも問題ありません。
当然ですが、前後両方とも持っていきます。
ナンバープレートを外すときは六角レンチかプラスドライバーが必要になります。
軽自動車検査協会に名義変更をする車で乗り付けて、受付での人に言えばドライバーを貸してくれます。
ナンバープレートと必要書類を持って受付に行き「名義変更をしたいのですが」と訊ねれば、必要書類と書き方の見本を手渡してくれます。
書類を提出し、最後に新しいナンバープレートを受け取ったら処理は完了です。
乗ってきた車のナンバープレートを外した場合は、新しいものを取りつければ完了です。
1枚しかない!と思っても焦らずに、薄いプレートが2枚重なっています。
新車で購入した車や、過去に中古で購入した車および、譲ってもらった車など、ナンバープレートの番号を好きな番号に交換することも可能です。
好きなナンバーが欲しい場合は次の4点に注意してください。
事前予約なしに直接車で乗り付けて「このナンバーが欲しいです」と言っても、どうにもできません。
なぜなら軽自動車検査協会にそのナンバープレートが用意されていないからです。作るのに時間がかかります。
希望ナンバーを予約するときはWEBサイト「希望番号申込サービス」から申し込みをします。上部メニューの「申込」から申請を行います。
都道府県別ではなく全国共通のシステムです。軽自動車検査協会にある端末からも予約可能です。
なお、通常のものとは異なるスペシャルな図柄つきのナンバープレートが欲しい場合は別サイト「図柄ナンバー申し込みサービス」で行います。
ゾロ目など一部の人気があるナンバーは抽選となります。
抽選は毎週行われ、その週の日曜日までに申し込まれた中で抽選をし、月曜日に抽選結果がメールで発表されます。
当選した場合は、メールに記載されている期限内に交付手数料を支払い、希望番号予約センターにて予約済証(QRコード)を受け取ります。
抽選は毎週行われ申込回数に制限はないので、何度も申し込むことができます。
希望番号申込サービスの「抽選再申込」から同じ内容で申し込みすることが可能です。
なお、抽選対象のナンバー以外ならどれでも指定が可能です。
今のところなくなったナンバーはありませんが、今後なくなる可能性もあります。詳細は「全て払い出された番号」のページでご確認ください。
希望ナンバープレートの料金は4000~4500円ほどです。
プラス2000円ほどで、ナンバープレートの文字や数字が光る「字光式ナンバープレート」に変更することもできます。
支払いが完了すると、QRコードが発行されます。
あとは、発行後1か月以内にそれ(スマホでもOK)と以下の必要書類を持って軽自動車検査協会に行けば手続きが完了します。
自賠責保険には、所有者の名前、住所、ナンバー、車体番号が記載されています。
名義変更やナンバープレートのナンバーを交換すれば、上記の表記が変わります。自賠責保険も合わせて変える必要があるのかと思いきや、そうでもありません。
自賠責保険は人ではなく車に付帯する保険です。このため、車体番号で管理されています。
つまり、所有者やナンバーが変わっても保険内容は継続して適用されるということです。
このため、個人間での譲渡の場合は変更しないことが一般的です。
事故があった際に前の持ち主に連絡がいくことがあるため、業者や企業などが買い取った場合は変更することも少なくありません。
もし、前の持ち主と直接的な関わりがないか、関わり合いを持ちたくない場合は自賠責保険の名義も変更した方がいいでしょう。
自賠責保険の名義を変更するには、自賠責保険に記載されている業者に電話します。JA共済や損保ジャパンなどです。
変更するには最寄りの営業所に出向く必要があります。その際は、次の書類が必要になります。
前の持ち主の氏名、住所は自賠責保険証に記載されています。印鑑は認印でも大丈夫です。
損保ジャパンなど一部の企業では、どうしても入手困難な場合に限り省略することも可能です。
詳細は電話してご確認ください。
ナンバープレートの代金や申請方法など国や市区町村の方針により変更となる可能性もありますので、管轄地の軽自動車検査協会に電話して確認いただくことをおすすめします。