Stripe(ストライプ)では1つのアカウントに対して複数のユーザーを紐づけることができます。
そして、紐づけるユーザー毎に使えるサービスを限定するなど権限を割り当てることができます。
Stripeではユーザーのことをチームメンバーと呼んでいます。ここでは、チームメンバーを追加したり権限を設定する方法についてまとめています。
チームメンバーを追加する方法
チームメンバーを追加するには、「設定アイコン > チームとセキュリティ」を選択します。
下記リンクから直接アクセスすることもできます。
「+新しいメンバー」ボタンがあるので、これをクリックします。
次に以下の2つの情報を設定します。
たった2つ設定するだけでチームメンバーを簡単に追加することができます。
役割(権限)の設定
役割設定は大きく6種類あり、全部で12の役割があります。
- サポートの役割
- サポートアソシエイト
- サポートスペシャリスト
- データ移行担当者
- 開発者の役割
- 開発者
- 管理者の役割
- IAM 管理者
- 管理者
- 決済の役割
- アナリスト
- 不審請求の申請のアナリスト
- 返金アナリスト
- 表示のみの役割
- 閲覧のみ
- その他の役割
- Financial Connections 担当者
- トップアップスペシャリスト
それぞれの設定によってできることと表示される画面のメニューが異なります。
例: 返金アナリスト
例えば、「決済の役割」の「返金アナリスト」を割り当てた場合、以下のことができます。
これは、入金確認や返金処理はできるけど、商品開発といった込み入ったことはできない権限です。
役割一覧
それぞれの役割で何ができて何ができないかについては、Stripeの公式ページ(ユーザーの役割)に細かく記載があります。
役割設定時の注意点
役割設定時は以下の3点に注意が必要です。
初回は招待メールが届く
メールアドレスと役割を指定して「招待を送信」ボタンをクリックすると、自動でメールが送信されます。
相手が「招待を承諾する」をクリックすることで、ようやくメンバー追加となります。
役割は複数設定することができる
設定できる役割は1つではなく、複数設定することができます。
役割を変更したときなど、前のチェックがきちんと外れているか確認が必要です。
後から役割を変更すると変更内容がメール通知される
管理者などメンバーの役割を変更する権限を持っている場合は、メンバーの役割を自由に変更することができます。
しかし、役割を変更するごとに変更した相手にメールが届きます。
このため、役割を変更する場合は相手に役割を変更することを事前に伝えておいた方がいいでしょう。
▼役割変更時に送信されるメールタイトルと本文