composerをv1からv2にバージョンアップする方法
composerをv1からv2にバージョンアップするには、以下のコマンドを実行するだけです。
$ composer self-update
実例
現在のcomposerのバージョンを「composer -V」で確認します。
$ composer -V
Composer version 1.8.5 2019-04-09 17:46:47
現時点では「1.8.5」です。これを2系にします。
$ composer self-update
Updating to version 2.2.6 (stable channel).
Downloading (100%)
Use composer self-update --rollback to return to version 1.8.5
以上で完了です。ものの数秒で終わります。
念のため現在のcomposerのバージョンを確認してみます。
$ composer -V
Composer version 2.2.6 2022-02-04 17:00:38
バージョンが「2.2.6」に切り替わっています。
バージョンを2系から1系に戻す方法
Laravelで使っているパッケージによってはcomposerのv2に対応しておらず、エラーが発生することもあります。
その場合は、1系に戻すこともできます。
$ composer self-update --rollback
実例
現在のcomposerのバージョンを「composer -V」で確認します。
$ composer -V
Composer version 2.2.6 2022-02-04 17:00:38
現在のバージョンは「2.2.6」です。これを1系に戻します。
$ composer self-update --rollback
Rolling back to version 2019-04-09_17-46-47-1.8.5.
以上で完了です。
念のため現在のcomposerのバージョンを確認してみます。
$ composer -V
Composer version 1.8.5 2019-04-09 17:46:47
バージョンが「1.8.5」に切り替わっています。
エラー対処法:The “–2” option does not exist.
なお、一部の記事では、composerのバージョンをv1からv2に上げるときに以下を実行するとの記述がありました。
$ composer self-update --2
しかしこれを実行すると、次のようなエラーが発生します。
[Symfony\Component\Console\Exception\RuntimeException]
The "--2" option does not exist.
オプション「–2」は存在しませんという内容です。
この場合は、「–2」を外して、「composer self-update
」だけを実行すれば、バージョンアップできます。