JavaScriptでよく使われるアロー関数について簡単なまとめです。
書き方
・const 関数名 = (引数)=>{処理;};
└ const:定数を定義。関数名になる
└ 引数:省略可
functionと異なりアロー関数自体は関数名を持たないため、代入した定数(変数)名が関数名になる。
*constはvarやletなど変数でも可(自由度が異なる)。誤った書き換えや重複防止のためにconst推奨。
アロー関数の呼び出し
・関数名();
定数(変数)名に()をつける。
functionで定義した関数の呼び出しと同じ。
//アロー関数の場合
const hello1 = ()=>{
console.log('こんにちは');
}
//functionの場合
function hello2(){
console.log('ハロー');
}
hello1();
hello2();
//出力
こんにちは
ハロー
functionを定数(変数)に代入することもできる
const hello3 = function hello2 (){
console.log('ハロー');
}
hello3();
hello2();
//出力
ハロー
hello2 is not defined
※hello2()は使えなくなる。
const hello3 = function(){
console.log('ハロー');
}
hello3();
//出力
ハロー
引数を使う
・const 関数名 = (引数名1, 引数名2,,,,)=>{処理}
└ 引数名は任意(小文字アルファベット)
└ 大文字、数値はエラー
└ 引数の数と
引数名は内容を端的に示すものをつける。
const hello2 = (name, prefecture)=>{
console.log(`${name}さんこんにちは。出身地は${prefecture}ですね`);
}
hello2('TODOROKI','長野')
//出力
//TODOROKIさんこんにちは。出身地は長野ですね
変数展開:「`${変数名}`」を使うと、文字列と変数をつなげて書ける。
※`:バッククオート(shift+@)
▼引数名は任意の例
const hello3 = (aaa, bbb)=>{
console.log(`${aaa}さんこんにちは。出身地は${bbb}ですね`);
}
hello3('TODOROKI','長野')
//出力
//TODOROKIさんこんにちは。出身地は長野ですね
補足
▼仮引数の数だけ渡さなくてもエラーにならない。
└ undefinedになる
└ phpやpythonはエラー
const hello1 = (name, prefecture)=>{
console.log(`${name}さんこんにちは。出身地は${prefecture}ですね`);
}
hello1()
//出力
//undefinedさんこんにちは。出身地はundefinedですね