【Square】定期請求書とは何か?メリットとデメリットや使い方を実例で解説(サブスクの方法)

Square
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Squareの定期請求書機能を活用すると、決済処理を自動化することができます。

本記事では、定期請求書の基本から、設定方法を解説しています。


なお、Squareには「定期請求書」以外にもサブスク決済をする方法がいくつかあります。サービス毎の比較や違いについては下記記事をご参考ください。



定期請求書とは何か?

定期請求書は指定した商品(1つまたは複数)の請求書を、指定した顧客(名前とメールアドレス)に定期的に自動送付するサービスです。

定期請求書を作成するためにはあらかじめ「商品」を作成しておく必要があります。


定期請求書のメリデメ

定期請求書には次のようなメリットとデメリットがあります。

メリット
  • 決済手数料が3.25%(カード情報を保存しない場合)
  • 開始日と終了日を指定できる
  • 顧客によるサブスクのキャンセルができない
  • 複数の商品をまとめられる
デメリット
  • カード情報を保存した場合、決済手数料が3.75%
  • 対象の顧客を指定する必要がある(決済リンクの使いまわしができない)



定期請求書の作成方法(商品の設定)

「支払い > 請求書」を選択します。


「定期請求書」を選択します。



右上の「定期請求書を設定」をクリックします。



顧客情報の追加

まずは顧客情報を指定します。


「顧客情報を追加」をクリックすると、既に登録してある顧客の候補と「新規顧客情報を作成」が表示されます。


必要に応じて顧客情報を追加します。



請求書の件名を決める

顧客に送付する請求書の件名を指定します。この名前がメールのタイトルや決済画面に表示されます。


 ↓ 設定例


提供開始日の設定

サービスをいつから提供するかを指定することができます。(初回の決済開始日とは異なります)

デフォルトは「なし」となっています。



「カスタム」では、送信後から何日後に開始するかを指定できます。

  ↓ 「80」日を指定した場合


請求書IDの設定

請求書IDは任意で指定することができます。


商品の選択

次に商品を選択します。


 ↓ 「商品を追加」をクリックすると、商品一覧が表示されます。


商品は複数設定することができます。


指定した商品の合計金額が表示されます。


メッセージや添付ファイル

オプションでメッセージや添付ファイルを指定することができます。


ここで指定した内容がメールで届きます。



定期送信のスケジュール設定

商品の設定が完了したら、定期送信スケジュールを設定します。

定期送信スケジュールは右端に表示されています。


送信日(開始日)の指定

請求書をいつ送信するかを指定します。デフォルトは「今すぐ送信」になっています。


クリックするとカレンダーが表示され日付を指定することができます。



支払い期限の設定

いつまでに支払う必要があるか?という支払い期限の設定をします。デフォルトは「受け取り次第のお支払い」となっています。


クリックするとカレンダーが表示され日付を指定することができます。



繰り返し頻度(単位)の設定

請求書を送付するサイクル(頻度)を設定します。


以下から選択することができます。

請求書の頻度



繰り返し頻度(数値)の設定

次に繰り返し頻度の数値を設定します。


繰り返す頻度を「2」とし、頻度を「ヶ月ごと」とした場合、2ヶ月毎に請求書を送付します。



終了日の設定

定期送信の終了日を設定します。デフォルトは「不要」(終了日なし)になっています。


「後」を選択することで、何回請求書を送ったら終了するかを指定できます。



カード情報

定期スケジュールの設定の下にカード情報の設定があります。


カード情報の保存

自動的な引き落としをしたい場合は「カード情報を保存した状態で自動引き落としをオンにする」にチェックを入れます。

クレジットカード情報を保存するときに、お客様が許可する必要があります。許可しない場合は、毎回クレジットカード情報を入力してもらう必要があります。


手数料

定期請求書では保存したクレジットカード情報で決済するかどうかで手数料が変化します。

  • 初回の手数料: 3.25%
  • クレジットカード情報を保存しない(毎回入力してもらう):3.25%
  • 保存したクレジットカード情報で決済する:3.75%



ギフトカードの利用可否

決済にギフトカードを利用できるかどうかを設定することができます。デフォルトは利用不可です。



保存済みのカード情報

カード情報が分かっている場合、作成時にカード情報を登録することができます。



送信先

定期請求書の送付先はデフォルトではメールアドレスになっています。

電話番号を登録している場合はSNSを指定することができます。ccのメールアドレスを追加することもできます。




リマインダーの設定

支払いが行われない場合に、リマインダーを設定することができます。

デフォルトでは4回セットされています。



配送料の設定

送料が発生する場合、配送料を設定することもできます。デフォルトでは「オフ」になっています。



以上で設定は完了です。



プレビューの確認

右上の「プレビュー」ボタンをクリックすると現在の設定で、顧客に送付される内容を確認することができます。



タイトルなどは変更することができません。



実際に届くメール

「送信」をクリックすると、指定した顧客宛てにメール(またはSNS)を送信します。


メールのタイトルは「新規請求書をお届けします」です。


メールを開くとプレビューで表示した画面の上に「カードで支払う」ボタンが表示されます。




支払い情報を入力する画面が表示されます。

クレジットカード情報を保存する場合は下部の「カード情報を(店舗名)に保存する」にチェックを入れる必要があります。


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